12月1日発売のニューアルバム「深海の街」を引っ提げた、全国60公演に及ぶコンサートツアー『松任谷由実 コンサートツアー 深海の街』が決定!
2021年9月30日神奈川・よこすか芸術劇場からスタートし、2022年7月9日の神戸国際会館こくさいホールまでの約60公演を予定しています。
こちらでは、ユーミン コンサート 深海の街 2021-2022に参加する管理人がお届けするレポを紹介します。まずは、幕開けした9月30日横須賀公演初日のレポを、お楽しみに!
よこすか芸術劇場 |
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写真は宇宙図書館のときだから、5年前・・・
- 「深海の街」コンサートツアー開催が発表されたのは、39枚目アルバムリリースの2020年12月1日。リリースから約10ヶ月経過したのだが、世の中の状況が好転しないまま、横須賀初日を迎えようとしている。
8月20日ポッドキャストのうそラジオでは、ユーミンご本人からのサポートメンバーを一部公表。
会場がある神奈川県は緊急事態宣言延長のため、横須賀初日と2日目のチケット一般発売が中止との発表。SNSではこの件について、開催事態が無しとの情報が拡散されていた。管理人はその発表前日、担当プロモーターサイトでの発表を確認していて、チケット一般発売の中止だけにホッとしていた。
色々とあるけど、無事に幕開けして千秋楽を迎えられるように願うばかりだ。
- 「深海の街」コンサートツアー開催が発表されたのは、39枚目アルバムリリースの2020年12月1日。リリースから約10ヶ月経過したのだが、世の中の状況が好転しないまま、横須賀初日を迎えようとしている。
幕開けの9月30日横須賀初日 |
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台風が接近しているが、横須賀に無事に到着できた。
グッズ先行販売 |
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グッズ先行販売の状況は
- 14:20
6名が並んでおられるのを確認した。
15:50
管理人が並び始めたが、売場の上階で後方だった。100名以上が並んでいたよう。
16:40
やっと買えたが桃が売れ切れたとアナウンスがあった。 桃については、また折に触れてコメントできれば・・・
- 14:20
開場後のようす |
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入口前に消毒液があり、体温を自動的に計測するサーモグラフィがあった。
- パソコンのモニターで、体温等の確認をするスタッフ。
電子チケットにスタンプを押され、手渡しでフェイスシールドが入ったものを渡された。
ロビーの祝い花スタンド前では、スタッフの声掛けがあった。感染防止のために、写真撮影禁止とのことだ。ロビーで立ち止まっての会話にも、注意が入る。
- パソコンのモニターで、体温等の確認をするスタッフ。
会場内のようす |
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初日は、皆が落ち着かない様子。
- スタッフが場内を走る姿を、多数見かけた。
反対に「配布しているフェイスシールドを着用してください。」のポップサイズの紙を持って、1階客席を丁寧にまわる係が目に入った。
まもなく開演の場内に響きわたる音楽は、深海にいるような感じ。海底では、ときどき火山が爆発しているような音。直前の場内アナウンスでは、「〜声援は、常識の範囲内でお願いします。〜」とあった。
- スタッフが場内を走る姿を、多数見かけた。
公演本編レポ |
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18:34暗転
- ステージ後方のスクリーンに、深海の映像が写し出される。
アルバム『深海の街』の潜水服の一人が、仰向けに水中に沈んでいき海底に背中をつける。同時に、異様な音が鳴り響いていた。
その潜水服の人物の一瞬写る顔が、ユーミンに見えた。
『M01:翳りゆく部屋』
スタートとなる前奏は、ステージ上手の競り上がったセットで、キーボード武部聡志が奏でるパイプオルガンの音。
ステージ後方の階段付きのセットからユーミンがせり上がりながら登場。
★衣装★
バーガンディのナポレオンジャケット、黒のリボンタイ、白のシャツ、黒のパンツ(ゴールドの縦ラインがサイドに一本) 紫のレースのローブ
途中セットを降りステージ前方へ進む。
『M02:グレイス・スリックの肖像』
そのまま歌唱
歌唱後、武部聡志の奏でるキーボードの中、ステージ下手でセットに寄りかかりながらのモノローグ
※モノローグはパンフレット参照
『M03:1920』
ドラム前のステージ下手で歌唱スタート。
途中移動し、ステージ中央で歌唱。
★衣装★
上記の衣装からローブを脱ぐ(ステージ下手)
『M04:ノートルダム』
オープニングから背を向け階段を上っていくユーミン。
背景のスクリーンには雲の広がる空の映像、途中でノートルダム大聖堂が出てくる。白鳩が飛ぶ目線でノートルダム大聖堂の鐘の下を飛んでいく映像。
ここでようやくオーディエンスが立ち出し、ほぼ総立ちになった。
『M05:深海の街』
宇宙空間の下に雲が広がるような映像、サビで近未来な都市のネオンの映像。
ユーミンはステージの階段上のセットで歌唱、途中でステージ前方まで降りてくる。
歌唱後、ステージ上手でモノローグ。
※モノローグはパンフレット参照
8ミリフィルムのカウントダウンのように数字が写し出される。
- ステージ後方のスクリーンに、深海の映像が写し出される。
アルバム『深海の街』の潜水服の一人が、仰向けに水中に沈んでいき海底に背中をつける。同時に、異様な音が鳴り響いていた。
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ツアーメンバー8名で"環状8号線"の周辺での撮影場所
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『M06:カンナ8号線』
再びオーディエンスは総立ち。
背景のスクリーンには今回のツアーメンバー8名で"環状8号線"の周辺で撮影した白黒フィルム。一部カラーもあった。階段登り降り、鉄棒、滑り台、だるまさんが転んだ(鬼はユーミン)など楽しむメンバーの映像。
早速ご愛読者さまが行ってくださった。ライブを鑑賞された方は、お分かりだろう。
途中でステージ上にカメラクルーが登場しユーミンやメンバーを映し、ステージ後方のスクリーンに投影される。
間奏で、ギター遠山哲朗とサックス小林香織がステージ前方で演奏。
ユーミンはステージ下手にはけて衣装替え。
★衣装★
サーモンピンクとグレーのレースワンピース
サーモンピンクのベルト
グリーンのブローチ
衣装チェンジしたユーミンはステージ後方の階段付きのセットからせりあがって登場。 (ここで歓声が上がる)
再びカメラクルーがユーミンを映す。
『M07:ずっとそばに』
ステージ前方で歌唱
『M08:What to do? waa woo』
サックス小林香織・コーラス佐々木詩織とユーミンが、ステージ中央に移動。なんと、3人での振り付きで歌唱。
背景のスクリーンにはサイケデリックなカラフルな円の模様〜アメリカンコミックの映像。グッズにもなっているポッドの形をした、3つのミニスクリーンも後方に登場、ショートヘアにサングラスをかけた女性が踊る映像 途中、佐々木詩織と小林香織の配置が入れ替わる。このシーンは、フェミニンだ。
『M09:知らないどうし』
背景は西部劇の世界の映像。
ステージのユーミンもピストルを打つポーズから歌唱スタート。
『SALOON』(=酒場)と掲載の建物に入っていきながらショットグラスを飲んだりピストルを構える映像が続く。
サビでは赤のトランプが割れてユーミンが映し出されたり、スクリーン内のユーミンが何人も増え踊る映像もあり。
歌唱終わりのタイミングで再びピストルを打つポーズ。
ここでようやくMC
『遅くなりましたが、今日は来てくれて本当にありがとう!』
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『M06:カンナ8号線』
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本編は中盤に入り10曲目は
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『M10:あなたと 私と』
ステージ前方で歌唱、ステージ左右に移動もあり。
『M11:REBORN〜太陽よ止まって』
ステージ後方階段付きのセットで歌唱。
背景にカリブ海のリゾートの夕焼けのような中、男女の影が踊る映像。
楽曲終了後のMC
『新しいアルバムからREBORNという曲をお送りしました。〜新しい曲と古い曲をお送りします。聞いてください。』
『M12:散りてなお』
武部聡志のキーボードでスタート。
コーラスの前でストローハットを被りステージ前方で歌唱。
★衣装
上記の衣装にストローハットをプラス(ステージ上でコーラスの立ち位置にて)
『M13:雨の街を』
武部聡志のキーボードでスタート。
前曲のまま歌唱
『M14:ひこうき雲』
武部聡志のキーボード&小田原豊のドラムでスタート。
前曲のまま歌唱、ステージ下手にはける。
直後、コーラス佐々木詩織、今井マサキ、サックス小林香織、ギター遠山哲朗の4名でコーラスパート。遠山哲朗の透き通る声が印象的。
『M15:NIKE〜The goddess of victory』
ステージ後方の階段付きセット下手側より登場。
★衣装替え
白のシャツ(胸元に紐)、グレーのベスト、グレーのパンツ、黒のジョッキーブーツ、カーキグレーのロングトレンチコート
アップテンポなのでここで再びオーディエンスが立ち出す。トレンチコートを揺らしながら歌うユーミン。
『M16:LAKE SUMMER LAKE』
イントロの終盤、爆発がある。
アップテンポのまま、オーディエンス総立ちで熱唱。途中でカメラクルー登場、カメラを両手で持ち自身の顔が写し出された状態でステージで回転するユーミン。
『M17:Hello my friend』
ステージ前方で歌唱。
歌唱後暗転し、トレンチコートを脱いでコーラス佐々木詩織に渡す。
『M18:ANNIVERSARY』
ミラーボールが天井から降りてきて、降り注ぐ光の中歌唱。
終盤、階段付きのセットの上でいつもの、左腕を斜め上に伸ばし右腕を曲げた状態で肩の横に置くポーズ。ユーミンの背景にポッド型ミニスクリーンが降りてきて、ゴールドのミラーボールが輝く映像。
『M19:水の影』
階段の上段3段目に腰掛けながら歌唱。最後は階段付きのセットのセンターから沈んでいくようにステージから消える。
キーボード武部聡志のピアノ伴奏の中、ユーミンのモノローグが響く。
(※モノローグはパンフレット参照)
スクリーンには潜水服のペアが写し出される。海底に仰向けになり、変わり果てた姿を目にしてうつむくもう一人の潜水服の人。その変わり果てた姿は、潜水服を着たままでよくわからないが、白骨死体のようだ。
アルバム「深海の街」のジャケット写真が大きく写し出され、紗幕が降り本編終了。
薄く会場の明かりがつく。
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『M10:あなたと 私と』
アンコールのレポ |
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声援のない拍手が続く中ステージのライトが点き、アンコールが始まろうとしている。
- 『EN1:青い船で』
★オープニングの衣装(ローブは無し)で1920〜と同じ衣装★
バーガンディのナポレオンジャケット、黒のリボンタイ、白のシャツ、黒のパンツ(ゴールドの縦ラインがサイドに一本)
ステージ後方、階段付きセットの下手側より登場。
スクリーンには宇宙の誕生のような虹色のガスような映像が、大きな青い地球に変わる。
楽曲終了後のメンバー紹介
『本日のクルーを紹介します。ドラムス小田原豊、ベース浜崎賢太、ギター遠山哲朗、サックス&フルート&コーラス小林香織、コーラス&パーカッション佐々木詩織、コーラス&ギター今井マサキ、キーボード武部聡志、以上のクルーでお送りしました。』
『EN2:空と海の輝きにむけて』
前曲のまま歌唱。
歌唱後にMC
『明けない夜は無いと言います。どんな時間も必ず過ぎてゆきます。良いときも悪いときも。そして明日は必ずやって来る。皆さんの明日が光と幸せに照らされますように。今日は最後までありがとうございました!』
全員でステージ前方に集まり、手を繋ぎ一礼。そのままステージ下手にはける。手を振りながら笑顔のユーミンであった。
- 『EN1:青い船で』
ダブルアンコールのレポ |
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ユーミンは下手からキーボード武部聡志は上手から登場。
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ユーミン最後のMC
『来てくれてありがとう。こうしてステージに立てる喜びを噛み締めています、みんなのおかげです!』
『DEN:瞳をとじて』
武部聡志のキーボード伴奏で歌唱。
楽曲終了後、会場を広く見渡すユーミン。
一礼して最後はユーミンと武部聡志は手を振りながら、ユーミンはステージ下手へ進んだ。そして深々と一礼し、手を振ってはけた。
1時間55分のツアー初日が無事に終了した瞬間だった。
初日終了後にパンフレットを見た直後の感想は、ユーミンの生前葬に立ちあったと感じた。
パンフレットに掲載のユーミンが目を閉じた顔は、棺の中にいるお顔だった。
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ユーミン最後のMC