ユーミン 大好き!神戸っこ ユーミン 大好き!神戸っこ

ユーミン 50周年ツアー 管理人レポ 千秋楽 名古屋
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ユーミンのデビュー50周年を記念した全国アリーナツアーが決定!

ユーミン 50周年ツアー The Journeyは、2023年5月13日(土)14日(日)神奈川・ぴあアリーナ MMからスタートし、12月まで54公演を予定しています。

その後半戦・第2期となる2023年12月までの9カ所28公演で、管理人が鑑賞予定の千秋楽 名古屋公演をレポとしてお届けします。

 
【日本ガイシホール 前楽12月27日】
発表!今年イチバン聴いた歌~年間ミュージックアワード2023~

番組出演が決まったユーミンだが、会場からの生中継なのだろうか?だれもが気になるところだが・・・

そしてタイムテーブルが発表されたが、ご出演は22時台。

発表!今年イチバン聴いた歌公式X(旧Twitter)
 
大須での聖地巡り
 
本日2023年12月27日は、THE JOURNEYコンサートツアーの前楽。神戸を少し早く出発して、大須へ行ってきた。ユーミン公式インスタを見て、久しぶりの聖地巡りを決行したかったから。たぶんご愛読者さまの多くが、今回大須に行かれたことだと思う。

なので説明は要らないと思うので、写真でお楽しみいただけたらと。
コメ兵名古屋本店前の万松寺通
コメ兵名古屋本店
仁王門通の入口
みたらし団子 新雀本店
東仁王門通
メンズショップいとう屋の前付近
BEER LAND BISTRO CAFE
万松寺
信長からくり
白龍ホール
コンパル
コンパルのアイスコーヒー
 
最寄り駅笠寺到着
 
今日は必須事項が結構あるので、会場の最寄駅笠寺に早々と到着した。

時刻は16時20分、夕日が綺麗だったがなんだか余計に寂しさが増してくるのだった。
日本ガイシホール全景
アリーナ・スタンド席の案内
本日の必須事項

必須事項その1

友人からの依頼で売切れの可能性があるからと、グッズ先行販売に並びバッジセットを6個購入すること。

グッズ先行販売のようす
 
 
必須事項その2

友人のためにスカジャンの抽選券を確保すること。
スカジャン抽選券配布窓口
確保したスカジャン抽選券
 
 
必須事項その3

「ユーミン乾杯!!」を購入し、抽選のペアグラスを当てること.
CD販売コーナー
オリジナルペアグラスの抽選券
 
 
必須事項その4

乾杯DJ団野さんのイベントの確認をすること。
乾杯DJの音楽プロデューサー団野健さん
スタイリスト槇原さん

必須事項その5

日本ガイシホール周辺の駐車場にテレビ中継車が停まっているかの確認をすること。

日本ガイシホール裏手
 
開場
 
17時10分頃、アリーナブロック入場待ちの列が少し進んだ。並びは外で肌寒かったのだが、多くの方々が開場を待たれている。

17時35分頃、開場の声がかかり入場していくも、私は友人たちを待ってあとで入場した。
開場・開演時間の案内
アリーナ入場口
アリーナ・スタンド入場口の案内
本日の自席

前楽の自席は、アリーナ最前列だ。

自席につくとそこから見える景色は、キーボード。そして自席から見える貴賓席を確認すると、プロモーター8名の方々が、並んで座られていた。なので今日はメモするのは無理で、じっくり鑑賞すると決めた。

THE JOURNEY コンサートツアーポスター
  • 日本ガイシホール 前楽本編気づき

    • 曲目『満月のフォーチュン』

      イントロが始まると、ひとりずつアクターがステージ下から飛び出して、それをユーミンが指さしをされる。



      6曲目『TYPHOON』

      間奏の後、コーラス佐々木詩織と今井マサキは手元を見てお互い笑いあっていたのだが、何かあったのか?



      12曲目『Blue Planet』

      「big wave♪」で進まれた瞬間、頭の上のほうで両手で立て!とオーディエンスに合図を送ったユーミン。また「青いこの惑星を蹴って♪」での蹴りは1回目2回目とも無く、「垂直に滑ろう♪」では切る動作は行った。

      そしてこの楽曲での歌唱では、3回ほど舌を出されていた。ユーミン独自の呼吸法だ。



      13曲目『Delphine』

      「嵐の夜 深く潜った♪」で、左手で潜る真似をされた。

      間奏では、アドバルーンいるかがスタンド西方向に差し掛かったとき、左手で指さしをされた。

      20時28分、本編終了。
  • 日本ガイシホール 前楽アンコール気づき

    • メンバー紹介後、アリーナ東ブロックのコーラス寄り階段からサポートメンバー、アクターたちが降りてきた。自席前を通るアーティストのお顔を拝見すると、やり切った感たっぷりだ。最後にユーミンが・・・

      「ありがとうございます!」と声をかけると、頷いてくれた。
 
ダブルアンコール
 
アンコール終了後、客電はつかず場内アナウンスも無かったが、帰るオーディエンスが結構いた。自席近くの方も帰ってしまうありさま。 アリーナ南ブロック側のオーディエンスが立ち上がり、アリーナ東・南ブロック間の花道にスポットライトがあたる。悲鳴と歓声と混じった声援の中、自席前を通るユーミン、武部聡志、遠山哲朗。

しかし残念なことに、通路最前に女性3名が後ろから飛び出してきた。自席に戻るように注意したが、お行儀が悪すぎる。気持ち良く観るためには、ルールを守ってほしい。

先頭は舞台監督の村田直美さんで、ユーミンはアリーナ東ブロック前の船尾寄り階段よりあがっていった。ステージにあがった3名は、手を繋いだまま高々とあげてその手をふっていた。



ユーミンがひとりセンターに残り、はじまったMCは

「ありがとうございました。ずーっと皆の声を聞いていたい。今日はステージに出てくるのがいやで、だって出てくると終わっちゃうんだもの。ほんとにあっという間に時間が流れ、ここが最後の地です。ご存じかと思いますが、明日がファイナル。愛知で6ステージができたなんて、最高の50周年でした!皆のお陰です!皆の応援のお陰でオーラに守ってもらって、無事ここまでやってこれました。私の残りのキャリア、あと何年になるかわからないけど、できるだけ永くできるようにあらゆる努力をしたいと思います。そしてみんなに恩返しをしたい。本当にありがとうございました。」



はじまった楽曲『瞳を閉じて』。「ガラスびんを♪」どこからか手拍子がはじまり、自席回りでもはじまってしまった。残念・・・ 歌唱中もずっと泣いておられ、途中涙を拭うシーンもみられた。

歌い終えられたユーミンは、左手を高々とあげて手をふり遠山哲朗と武部聡志に労いの拍手を送っていた。アリーナ東側の階段を降りられる前、胸に手をあててまた手をふり階段を降りていかれた。目の前を通るユーミンの目に光るものが見えた。本日はそんな距離だったのだ。感謝。

スカジャン購入当選番号

 
【日本ガイシホール 千秋楽12月28日】
JR笠寺駅に到着

友人たちと一緒の12月28日千秋楽。日本ガイシホールの最寄駅笠寺に到着したのは17時15分頃で、会場周辺は既に暗かった。

日本ガイシホール
 
グッズ売場
 
直行したのはグッズ売場、バッジセット購入が目的だったが売切れの札が付いていたのだった。幸いなことに、昨日の前楽で購入していてほっとした。

次に向かうは、スカジャン抽選券の確保。既に当選して購入済だが、友人のために抽選券を貰い友人に預けた。
グッズ売場の入口
バッジセット完売
確保したスカジャン抽選券
 
CD販売コーナー
 
そしてCD販売コーナーに行き「ユーミン乾杯!!」を購入して、オリジナルペアグラスの抽選に挑んだが、案の定外れ!
グッズ売場
オリジナルペアグラスの抽選券
オリジナルペアグラスのポップ
抽選の電子おみくじ
レコード会社の方が掲げる看板
DJ乾杯コーナー

CD販売コーナーの隣では、乾杯DJの団野さんとスタイリストの槇原さんがおられ、踊りまくっていた。

知り合いからの情報では、早い時間帯に岩室由美さん(今ツアーはダンス指導)、岡千絵さん(今ツアーダンスコーディネーター)、protecterこと柏野拓郎さん(アクター)たちが、DJ団野さんブース横でオーディエンスと一緒に踊っていたそう。それをK子マネージャーが、動画を撮っていたとのこと。なんとめずらしい光景だったことか。

団野健さん&スタイリスト槇原さん
 
2階スタンドへ入場
 
そして友人たちと分かれ、2階スタンド入場口に並んだ。入ると正面上に座席図があり、入場の邪魔にならないように撮り収めた。本日はスタンド南側正面、全体を観るのには最高の席だ。
開場・開演時間の案内
2階スタンド入口
2階スタンド座席図
 
1階ロビーへ
 
自席に行く前にお祝い花を撮りたく、1階ロビーに行ってみた。全部で12基、千秋楽に華を添えるお祝い花スタンドであった。アリーナ席入口手前に座席図が掲示されていたので、こちらも撮り収めた。このとき既に放心状態、自身は前楽より千秋楽の始まる直前が一番寂しくなるのだ。
お祝い花スタンド
お祝い花スタンド
お祝い花スタンド
お祝い花スタンド
お祝い花スタンド
お祝い花スタンド
お祝い花スタンド
お祝い花スタンド
お祝い花スタンド
お祝い花スタンド
お祝い花スタンド
お祝い花スタンド
お祝い花スタンド集合
暗転後から出演者登場まで

18時32分、場内アナウンスで「愛知公演にご来場いただきまして~~」終ると拍手があった。18時35分暗転、54公演目の千秋楽が始まったのだった。

しばらくすると先に、アリーナ南・西ブロック間の花道から小田原豊・浜崎賢太・遠山哲朗が登場し、アリーナ西ブロック前の階段からステージにあがった。そのあと、アリーナ南・東ブロック間の花道からユーミンと武部聡志が登場し、アリーナ東ブロック前の2つある階段をほぼ同時にあがっていかれた。上がり終えられたあと、ユーミンが船尾マストに設置のエレベーターで上空ステージに向かうころ、小林香織・佐々木詩織・今井マサキの3名はアリーナ東ブロック前の階段をあがっていくような状況であった。

スタンド席案内板
  • 日本ガイシホール 千秋楽本編気づき

    • 1曲目『心のまま』

      船尾マストに設置の上空ステージにあがったユーミン。 イントロが始まると、両手を大きく広げて左手をまっすぐ伸ばしたまま右方向へ移動させ、次に右手をまっすぐ伸ばしたまま左方向へ移動させるのだ。最後は右手を高々と上げて、歌唱がスタートする。悲鳴が混じった凄い拍手と歓声、これで見納めとなるのだ。



      2曲目『WANDERERS』

      アクターたちが花道から登場しステージへ上がってきた瞬間から、迫力と熱気を感じた。実際アクターたちの表情には、力強さがあった。



      3曲目『リフレインが叫んでる』あとのMCは

      「こんばんは。デビュー50周年を締めくくるTHE JOURNEYツアーへようこそ。ツアーのテーマは、私の大好きな海。私は、随分たくさんの海の歌を書いてきました。今回は新米の船乗りの日記をもとに、皆さんとこの海賊船で私の歌と一緒に旅をしていただきたいと思います。もちろん船長はわたし!!!

      そしてこれがこのツアー最後の航海になります。二度とないこのツアー、私もここからの眺めをしっかりと心に焼き付けておきたいと思っています。 それでは、最後まで一緒についてきてね。」

      千秋楽なので若干変わっていた。



      4曲目『ただわけもなく』

      武部聡志のキーボードと今井マサキのギターで始まる『ただわけもなく』。「夕立の音が♪』までが、今井マサキが奏でるギターだ。



      5曲目『満月のフォーチュン』

      イントロが始まると、アクターがひとりずつステージ下から飛び出してくる。それをユーミンが指さしするシーンは、キュンとなるのだ。そのアクター4名が、所謂地上班。

      最後の「矢を放つ前の♪」で、コーラス佐々木詩織はアクターのダンスのフリマネをしていた。アクターのラートパフォーマンス(大車輪)では、最後1回転半ぐらいで大車輪の上で立っていた。素晴らしいパフォーマンスであったことを、あらためて思い知らされた。



      6曲目『TYPHOON』

      イントロで拍手が起こった。自身が鑑賞した中で初めてだったので少し驚いたが、楽曲を知ってるから拍手が起こったのか?

      最後のカーテンに反映される画は、THE JOURNEYコンサートツアーのイメージであることが初めてわかった。



      7曲目『青いエアメイル』

      武部聡志のキーボードと今井マサキのギターで始まる『青いエアメイル』。「急いでとりにいくわ♪」まで、今井マサキの奏でるギターである。 間奏では拍手無しで、しんみりと聴いているオーディエンスであった。

      そして「冬は早く来る♪」から「コートを着ていますか♪」までは、今井マサキの奏でるギターであることを確認できた。



      8曲目『紅雀』

      「パパイヤパパイヤ♪」を口ずさみながらユーミンが船尾コーラス前に近づくと、アリーナ東側にむけて御足をあげた。盛り上がっているオーディエンスには、口笛を鳴らすものがいた。「Bravo!と叫ぶ♪」で左手をあげて叫ぶマネは、アリーナ西ブロック前であった。



      9曲目『あの日にかえりたい』

      終盤のコーラス、佐々木詩織が歌っているときには、ユーミンも一緒に口ずさみ包み込むような感じで見つめ、手の仕草も包みこんでいるようだった。ツアーテーマとは真逆のワンシーンなので、じんとくるものがある。

      楽曲終了後、オーディエンスから「ユーミン!」と声がかかるがそこではないような・・



      10曲目『さまよいの果て波は寄せる』

      イントロが始まると、ステージ上にスモークがたかれる。中央の円型ステージ4角に筒がちょっと飛び出していた。そこからスモークが出ていたが、ランダムに向きが変わりスモークが偏らないようにしていたのがわかった。

      そしてこの楽曲でも、間奏に拍手が起こった。 終盤「ああ 失うものは♪」のあと、ユーミンが立っているセンターステージがせりあがる。同時に上空にある8基のライトが降りてくる。「告げよう♪」で、せりあがったステージがさがり同時に8基のライトがステージ上空に戻る。何度観ても圧巻だったが、今日で最後となる。



      11曲目『セイレーン』

      ユーミンが船首マストに設置のエレベーターであがっての上空ステージ、横揺れがあったり無かったりの54公演だった(そう)。ユーミンが歌唱中に体を横に揺さぶっているのだが、そのときに片手は上空ステージの一部をつかんで無かったので横揺れは無かったのだ。

      またコーラスにギター遠山哲朗が加わるが、佐々木詩織と今井マサキ3名でのコーラスとなる。



      12曲目『Blue Planet』

      イントロでは、会場全体のフリフラ点滅があり非常に綺麗だった。そして「big wave♪」で進まれた瞬間、頭の上のほうで両手で立て!とオーディエンスに合図を送ったユーミン。

      「パドルでこいでいくよ♪」で、ユーミンの漕ぐマネを一緒にするコーラス佐々木詩織と今井マサキ。自身が好きなシーンで、いつも一緒にやっていた。

      また「青いこの惑星を蹴って♪」での蹴りは1回目2回目とも無く、「垂直に滑ろう♪」では切る動作は行った。自席スタンド南側から見えたのだが、ステージスタッフがフリフラを終始振って盛り上がっていた。



      13曲目『Delphine』

      イントロで「ブーン」という大きなハウリングが起こった。それだけで済んだので大事にはならなかったが、演出家はいかに。

      レーザー光線は、2階スタンドの最前列に当たっている。遮るものが手すりなので、オーディエンスは眩しくないはずだ。

      この楽曲ではアドバルーンいるかが上空に登場するが、今日はアクターのエアリアルを観ていた。素晴らしいパフォーマンスをもっとみておけばよかったと実感・・



      14曲目『LOVE WARS』

      イントロの最初でギター遠山哲朗の演奏が無いところ、遠山哲朗は右手拳を振りあげていたのは毎回だ。そして小林香織のダンスも、注目すべきところだったはず。

      ドラゴンからの白い粉(ドライアイス)の噴射は、間奏では3回で炎の噴射は3回。



      15曲目『Now Is On』

      終盤今井マサキのラップは、センターステージを周りながら披露する。終ったあとの今日のお顔は、ドヤ顔だったのだが・・ご自身のインスタに、その歌詞が掲載されていた。



      16曲目『星空の誘惑』

      イントロから楽曲終了まで、自身終始泣きっぱなしだったので記憶はない。

      ただひとつだけ、ステージセンターでギター遠山哲朗とサックス小林香織の演奏中、ユーミンが一緒にいるシーンが観れなくなるのが寂しい。



      17曲目『埠頭を渡る風』

      楽しすぎてメモ取らず、よって記述不可能。但し1点だけ・・

      コーラスが手をあげて手拍子をして、ステージセンターではユーミンが手拍子を行っていたイントロ、このシーンは大好きだ。



      18曲目『真夏の夜の夢』

      間奏でセンターステージに登場するアクター2名でのシルホイール(一輪ラート)、初めから演っていたのか?



      19曲目『航海日誌』

      間奏で船首船尾に登場するアクターたちに、オーディエンスから温かな拍手があった。 最後のMC「~今日は最後までありがとうございました。」は涙声だった。

      サポートメンバーとアクターは各々ステージ下に退場。ユーミンは一人残り手を広げて、まずはアリーナ北ブロックへ向けて、そしてアリーナ南ブロック、西ブロック、東ブロックの順番に、深々と一礼をされた。最後は右手を高々とあげて、船首側の穴へはけていかれた。時刻20時25分、本編が終了した。
  • 日本ガイシホール 千秋楽アンコール気づき

    • 20時29分アンコールで登場。

      1曲目『守ってあげたい』

      イントロが始まると、アリーナ東ブロックそして南ブロックに向いて軽くお辞儀をされた。誰に向けてされたのか気になる。「夢をつかまえてね♪」では、小田原豊の前でドラムをたたく真似をされたユーミンであった。



      20時48分、アンコール3曲が終了しメンバー紹介に入った。

      涙声でメンバー紹介をするユーミンには、感動した。解体キングダムで有名になったステージスタッフの紹介が終り銅鑼が鳴ってサポートメンバーとスタッフが一礼したあと、ひとりずつユーミンとのハグが始まり、遠山哲朗とは2回ハグされたのだ。最後は武部聡志とお互いを労うような感じでハグをされた。

      そして最後の最後にサポートメンバー・アクター・スタッフが一緒になって、ユーミンを囲むようにハグされていた。このシーンは、脳裏に焼き付けて一生忘れないシーンとなった。

      最後はひとりステージに残るユーミン、胸に手をあててアリーナ東ブロック前の階段を降りていかれ、花道をあとにするのだった。時刻は20時49分。
 
ダブルアンコール
 
アンコール終了後、オーディエンスの手拍子・拍手・声援が今までと違って聞こえるのは、千秋楽だからだ。皆の気持ちが一緒になって、ダブルアンコールを求めている。一部帰るオーディエンスはいたが、幸いにも客電はつかず場内アナウンスも無かった。

そしてアリーナ東・南ブロック間の花道から登場のユーミン・武部聡志・遠山哲朗は、ステージにあがると手を繋ぎそのまま万歳みたいに手を高々とあげた。ひとりセンターに残るユーミンに、大きな長い拍手が続き涙するのだった。始まったMCもずっと涙声・・・

「とうとう終ってしまいます。でも1ステージも落とすことなく、無事ファイナルの名古屋に辿りつけました。昔だったらそんな素直になれないけど、みんなの応援のお陰です。もっと続けられる気がする!とりあえずこの船旅の終り、締めくくりに心をこめてこの曲をお送りしたいと思います。」

涙を拭って始まった『瞳を閉じて』。楽曲が始まって手拍子は無かったけど、間奏では拍手が起こった。残念だったのは、スタンド北側でスマホライトが8台、いやそれ以上だった気がする、吊られて自席付近でも。演出の邪魔だった。

THE JOURNEY コンサートツアーのイメージポスター
 
 
楽曲が終わり「ありがとうございました!必ずまた会いましょう!」で、ユーミンはアリーナ東側のコーラス寄り階段を降りていかれ、目の前には誘導係とスタッフ数名、カメラが待っていた。

その中にはK子マネージャーがおられ、ハグされたユーミン。マネージャーに寄りかかるように肩を組んで花道を通るおふたりの顔は、涙でぐちゃぐちゃだったよう。自席のスタンドから見てて、こちらも号泣してしまった。時刻は20時53分。
 
トリプルコール
 
ダブルアンコールが終ってのオーディエンスの我々は、興奮状態の中で歓声と拍手。帰るオーディエンスも結構いたが、幸いにもトリプルを求める拍手はリズムが良かった。場内アナウンスがなく、スポットライトがアリーナ東・南ブロック間の花道に当たった。先頭は動画を撮っているK子マネージャー、次にユーミンがひとりだった。



ステージに上がって始まったMC、その瞬間、譜面を置き背もたれのある椅子を置きマイクの付け替えなど、キーボード周りには3名のスタッフが慌しくセッティング。



「本当に本当にありがとう。こんな素晴らしいファイナル、長くやってて初めてです。素晴らしいトリプルコールのお礼に、私が続けてこれた大きな理由であるその人物を紹介します。この船の設計者、この航海の航路の計画者、そしてユーミンという人生の帆走者、松任谷正隆!」で黒ずくめの服装の松任谷正隆は、PA席から揉みくちゃにされながらまっすぐ歩いてきた。ステージに松任谷正隆があがってきたその瞬間にユーミンは、「もう1回入場料貰っちゃうんだから!」と、オーディエンスに言葉を投げてきた。



ユーミンと握手して、一瞬躊躇されそしてハグされた。マイクを向けるが、一言も語ることなくキーボードに向かった。

松任谷正隆の奏でるキーボード、『卒業写真』。タイムマシーンの時とは、アレンジが変わっている?「開く皮の表紙♪」で手拍子が入るが、私は入り込んでいたので耳に入ってこなかった。間奏で、ユーミンはスタンド南側に軽く一礼された。誰にされたの?「あなたは私の 青春そのもの♪」で、松任谷正隆にアイコンタクトを送っていた。



楽曲が終わり松任谷正隆は立ち上がり、先にアリーナ東側にある階段前で待機。「ありがとうございました。」と云われたあとにそばに来たとき、先にユーミンをおろしあとからおりられた。ユーミンと松任谷正隆は花道を並んで歩き、しばらくするとユーミンから松任谷正隆の腕を組んで、仲良く花道を歩いていかれた。21時3分、54公演全てが終了した瞬間だった。
終演後のようす

帰る間際、航海をともにした仲間たちとの労いと語らい。スカジャン抽選では、最後の最後に当選を捥ぎ取った友人。

また次回の航海でお会いしましょう!とわかれた。

千秋楽のスカジャン当選番号