ユーミン 松任谷由実 大好き!神戸っこ

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SURF&SNOW in Naeba Vol.40

管理人レポ

ユーミン冬の定番「SURF&SNOW in Naeba」。2020年、Vol.40の開催が決定しました。
1981年にスタートした苗場コンサートは今回で40回目!ゲレンデで思いっきりウィンタースポーツを満喫したり、充実した施設満載のプリンスホテル館内を散策したりした後に、夜からゆったり楽しめる冬のリゾートコンサートをぜひお楽しみください。
こちらでは、ユーミン苗場2020のSURF & SNOW in Naeba Vol.40、初日の2月2日(日)公演に参加した管理人レポを紹介します!

2月2日初日
越後湯沢駅
越後湯沢駅
  • 令和最初の苗場

    • そして40回目になる2020年。
      毎年毎年当たり前のように来ているが、今年もここに戻って来られるだろうことに、在り来たりの言葉だが、感謝しかない。昨年撮った写真を見ながら・・・
      初日は、2020年2月2日の逆さから読んでも同じ→『2020.02.02』。もっと凄いと思うのは、『2列目2番』に座られる方って・・・。

メンバー発表
  • Y-topiaツイッターで

    • 発表されるようになったのは、Vol.37から・・・
      40回目の苗場も同様に、順次発表されていた。
      1月15日からのドラム 小田原 豊、チェロ 伊藤 修平、コーラス 佐々木 詩織、ビオラ 角谷 奈緒子、パーカッション 小野 かほり、2ndヴァイオリン 三國 茉莉、コーラス 亜美、1stヴァイオリン 雨宮 麻未子、ギター 遠山 哲朗、サックスandフルート 小林 香織、コーラス 今井 マサキ、ベース 浜崎 賢太、キーボード・音楽監督 武部 聡志、プロデューサー 松任谷 正隆、ラスト1月29日に松任谷 由実。
      ここにはサックスandmore 伊勢 賢治の名前がない。新メンバーには、サックスandフルート 小林 香織。どちらにしても、40回目の苗場を楽しみたいと思うばかりだ。

ホテル館内散策
  • 苗場プリンスホテル館内には

    • 「ユーミンSURF&SNOW in Naeba」40周年を盛り上げるためにか、館内のあちらこちらとパネルが飾られていた。
      隠れミッキーを発見!ではないけど、隠れユーミン苗場40周年を探してみてはいかがでしょうか?

プリザーディウムロビーの大パネル
初日朝の本館フロント前
  • 朝10時ごろのフロント前には、

    • お祝い花スタンドの飾りは無かった。今は静かな様子だが、一旦お山を下りて午後に戻るころにはどのような様子なのか?

お昼の岩原スキー場
  • 岩原スキー場のイタリアンへ

    • 友人たちと。楽しかったし美味しかったの一言。これが贅沢なのだろう。

夕方の本館フロント前
  • ホテルに戻ると想像以上だった。

    • フロント前は長蛇の列で、チェックインに30分以上もかかったのだ。
      そしてフロント前のガラス張り前には、祝い花スタンドが飾られていた。今年は多くの花が届いているようだった。40周年のお祝い感が満載!

シャトレーヌ
  • シャトレーヌへ。今回のピアノ演奏は

    • 16時30分からが最初だ。 いつもの斉藤久美さんが演奏されていた。

オリジナルグッズの販売
  • 19時30分ごろ、グッズ販売も長蛇の列。

    • 以前のような長椅子で整理番号順の入場みたいに並んでいた。私も並び、お目当てのダウン抽選に申込みした。

入場時
  • ブリザーディウム前に整列の関係者や

    • 入口でチケット半券を切るスタッフの服装を見ると、正装だった。40周年を迎えるのに相応しい格好だが、次回の私はタキシードで(笑)?
      そして初日の席に着くと、スポンサーコーセーからのお土産があり、その席から見える舞台の背景には「40th」という大パネルが設置されていた。シンプルな舞台だけに、背景の文字はインパクトが大きい。

※MCは管理人自身によるメモ書きと、ご愛読者さまのご協力の元作成しています。実際の表現の違い等、また全てを記述していませんのでご容赦ください。

公演本編前半
  • 21時2分暗転になると

    • たぶんCD音源から流れてくる楽曲が耳に入ってきた。もちろんユーミンの楽曲だが、何曲かメモが取れたが残りは友人に教えてもらった。 そして、ストリングスだけの演奏が入るが、それが『BLIZZARD』だった。続くバンド前奏が入ったのと同時に、オーディエンスは総立ちになった。ユーミンが登場すると、悲鳴と大歓声が響く。1曲目から意外だったので、度肝を抜かれた感じだった。
      続いて小野かほりのパーカッションと小田原豊のドラム演奏の中、ユーミンのMCが始まった。
      「40周年おめでとう!今回が初めての人も毎年来てくれてる人も、今日はお祭りだからね。最後まで盛り上がっていこう!」
      そう、この公演はお祭りなんだとあらためてオーディエンスは気づくのであった。
      『サーフ天国、スキー天国』まではメドレーで、80年代の楽曲が中心であった。直後のMCで触れられるが、苗場で多く演った楽曲をセットリストしたとのこと。中でも『灼けたアイドル』は、2年ぶりに返り咲きされた小野かほりのパーカッションが響き、オーディエンスの熱い声援を受けていた。彼女は、演奏の上手さはもちろんだが、華があって人気のあるアーティストなのだ。

  • 続けて9曲が終了後のMCでは

    • 「苗場40年で多くやった曲を演ってみました。 40年前は、私のレパートリーは多くなかったけど、1981年に私たちはスキーがしたくって、このライブを計画しました。実を言えば、実現しないんだろうなと思っていたんです。だめならそのままみんなでスキーに行けばいいやと〜ところが実現しちゃったんですよ。そして気が付けば40年。新入社員なら定年ですよ。頭ふさふさの人は、つるっぱげ(笑)。そう考えるとすごい時間です。
      でもあっという間でもありました。40年ということで、今回は始まる前から、凄く感慨深いものがあったんですね。プランも色々ありました。でも苗場でいっぱい声の多い曲をセットリストにしたんです。次にお送りする曲もそんな曲たちです。では聴いてください。」
      MCにもあったように、苗場で多く演った楽曲で『霧雨で見えない』『TUXEDO RAIN』のスローな楽曲が続くのであった。

リクエストコーナー
  • 「さあここからは、苗場名物リクエストコーナー!」で始まるユーミンのMC。

    • オーディエンスが主役になれるかもしれない?リクエストコーナーに突入するのだ。
      まず一人目は、40周年記念の一環?として関係者席からの挙手を求め指名を受けた人は・・・ その人物は、俳優の「岩城 滉一さん」似のダンディな方。
      ユーミンが紹介されたのは、ファミリーマート代表取締役社長で「SURF&SNOW in Naeba」をやりましょう!と企画された、澤田貴司さんだと。リクエストは『卒業写真』。 普通の方だったら却下だが、澤田さんが歌唱するというのをユーミンが提案され、澤田さんも承諾されたので却下にはならなかった。
      歌声は楽曲にピッタリでユーミンがコーラスを?途中ハモっていたのが、羨ましい限りだ。歌い終わられ写真撮影後に、握手されハグされていた。二人を拝見して思ったのは、苦楽を共にされた仲間という感じに見えた。羨ましい限りである。

      2人目は金沢から来られた男性で、リクエストは『雪月花』
      仕事を尋ねられたところ、オーディエンスから学校の先生という声があがり、リクエスターの男性がびっくりされていた。ユーミンと話すイントネーションに時折金沢弁が出て、ユーミンは愛着を持たれて接しられていたようだった。ユーミンは、金沢ご贔屓なのだ。
      この男性が席に戻ろうとしたところ、ご自分の席付近でスタッフと何か話しをしている。男性は笑顔だが、スタッフは困ったような表情をしているのが目に入ってきた。その理由はあとでわかったのだが、気分が悪くなられたお客様がおられ周囲は大変だったよう。
      ブリザーディウムの中は熱気たっぷりで、厚着などは気を付けられたほうがいい。まして夕食を済まされ、酔いも手伝っているかもしれないので。

      3人目は大阪から来られた女性。リクエストは『今すぐレイチェル』
      一緒に来られたお母様も登壇された。その理由をお話されたのだが、周りでは結構すすり泣く声が聞こえてきた。 リクエスターが中学生のときに聴かれたとのことだったが、所謂ひきこもりになったそう。 この楽曲を聴いて元気が出て、昨春大学を卒業し現在は就職して働いているとのこと。そしてお嬢様のことでご苦労されたお母様から、苗場に行こうと誘われ一緒に来たとのことだった。
      こんな涙もののお話だったのだが、ユーミンがやってしまったのだ。武部聡志のキーボードは軽やかなメロディが流れてきたのだが、ユーミンの歌声は最初の方でつまずいてしまい、歌えず降参されたのだ。武部聡志は大笑いだったが、オーディエンスから「サビだけ!」と掛け声がかかり、ユーミンは挑戦されたのだがやはり撃沈だった。
      そのことを反映されてか、MCでは次のようだった。
      「てなわけで、今日のリクエストコーナー、甚だですが必ず人生の中で挽回します(笑)。」

本編後半
  • リクエストコーナー後は、苗場を懐かしく振り返るセットリストであった。

    • 続きのMCがそのような内容だ。
      「苗場はたくさん思い出があるんですけど、いつもふと思い出すのは昔友達が遊びにきてくれて、みんなで朝まで語ったりゲームしたり、私も翌日ライブだっていうのに〜 そうそうみんなヒールで来るんですよ。ハイヒールで・・・〜〜みんなどうしているんだろうな?思ったりしています。当時のボーイフレンドとはさっさと別れて、次の人と結婚した人もいるし、二度と会えなくなった人もいます。そんなことを考えながら、こんな曲をお送りしたいと思います。」
      友人たちが苗場に遊びに来てくれたりしてたが、今は交流がない友人たちもおり懐かしく感じたりもしている。懐かしく振り返る楽曲として、『ガールフレンズ』『続 ガールフレンズ』『グループ』と続くのであった。
      その中の『続 ガールフレンズ』では、下手側のストリングス前で歌唱時、1stヴァイオリンの雨宮 麻未子の目の前で彼女を指さしされ、はにかむような感じであったのは印象的だった。この歌詞には「結婚」というフレーズが出てくるのだが・・・真相はいかに?

  • 懐かしく思い出すことの続きは

    • 以前メンバーだった今は亡きギター中川雅也さんのことに触れられるMCだった。
      「苗場というと実は外せない人がいます。ギターの中川雅也くんです。スキーが上手くてね。みんな彼から教えてもらいました。彼と最後の仕事は、ここ苗場です。その年ステージ上にバーカウンターを設けて〜〜日替わりでメンバーがバーテンダーをするんですけども中川くんがいつも売上がナンバーワンだって、嬉しそうに云ってました。でもその後病気が見つかり、その夏には帰らぬ人になりました。 中川くんは、アンプラグドのリーダーでした。中川くんを含むギター2人、ベースそして私の4人でよくアンプラグドスタイルでよくここ(苗場)でも歌いました。リーダーしっかりしろ!と云われながらね。 亡くなった後もご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、何回か別のギタリストを入れてやりました。でも結局彼がいなくなったことで、バランスは崩れてしまったんですね。長く一緒にやっていたメンバーとお別れしたのは、そんな理由からです。さあ今日は、あの頃を思い出しながらアンプラグドではなく、新しいメンバーでお送りしたいと思います。」
      セットリストの3曲『Good-bye friend』『Hello,my friend』『心ほどいて』は、中川雅也さんに捧げるように歌われた。
      歌唱後のユーミンは「どうもありがとうございました。中川くん、聴いてくれてるかな?。」

  • 続くMCでは、ニューアルバムについて語られた。

    • 『NIKE(ニーケ)』『深海の街』の2曲を披露されるのだと。
      「さてニューアルバムは、着々と進んでいます。できるだけ早く出すつもりだけど、今日は2曲お送りしたいと思います。
      1曲目は雪のために書いた「NIKE(ニーケ)」という曲です。〜〜
      2曲目は「深海の街」。それはしばらくテレビ東京のワールドビジネスサテライトでやってくれてた曲で流れています。それでは2曲続けてお送りします。」
      個人的な感想だが2曲とも、長いトンネルに入って走り抜けるような爽快な気分の楽曲だった。『NIKE』の間奏にはフルートが入るが、個人的には伊勢賢治の音色で聴いてみたかった。 回想から現在未来と時間の経過を語られ歌われたわけだが、大切なことはそっとしまい未来に向けて走り出そういやもう走っているかもしれないユーミンを観たような感じであった。ご自分の友人たちで次のステージに進まれた方々に対しての敬意を捧げて・・・
      そしてメンバー紹介後は、これぞ「ザ苗場」の楽曲。
      『恋の一時間は孤独の千年』『真夏の夜の夢』『青春のリグレット』最後は、三拍子の『BLIZZARD』で本編が終了した。
      時間は、23時13分であった。

アンコール
  • 登場後のMCでは

    • 「どうもありがとうございました。楽しんでいただけましたか? このショーがあっという間だったように、私にとって40年は、あっという間でした。苗場は来年41回。でも回数なんか考えず、毎回楽しみにここにやってこようと思ってます。今日は来てくれて、本当にありがとう!」
      そして始まった楽曲は、アップテンポの『やさしさに包まれたなら』
      ギターを持った今井マサキと1stヴァイオリンの雨宮麻未子が前に出て、ユーミンを挟んでの演奏を披露された。
      次は『14番目の月』
      こちらもメンバーが前に出てきてのパフォーマンス。小野かほり、遠山哲朗、浜崎賢太、小林香織、亜美、佐々木詩織、今井マサキの7名だ。 飛び上がるシーンは、久しぶりにジャンプする小野かほりを観れた。

ダブルアンコール
  • 大声援の中で下手から登場してきたのは

    • ユーミン、武部聡志そして遠山哲朗だった。遠山哲朗は、アコギを持って席に着いた。
      続いてのMC
      「本当にありがとう!30周年の時はなにか40年のことは考えていなかったんです。自然に巡ってくると思ってたのか、意識しなかったか、でも40年が近づいてきたころに、半端な気持ちじゃあできないって強く思いました。だってみんな泊りがけで楽しみにして来てくれるんだもんね。絶対に穴をあけられない。そのためには、何でもしなくちゃいけないって思いました。 本当にパフォーマンス、楽しんでやれればいいんだけど、もちろんステージに立ったら楽しみますよ。でもそれに向かってはっきり言って苦しいこともある。ぬかるみで戦い続けるみたいな感覚も。でもこうして向かえられたら、それらがみんな透き通った甘美な思い出になって、また先に背中を押してくれます。また来てね。」
      始まったのは『Called Game』
      武部聡志の奏でるキーボードと遠山哲朗の奏でるアコースティックギター。 ユーミンの新しいスタイルでもあり、現在から未来へと進む決意みたいに感じる。
      楽曲終了後、ユーミンは二人を呼び寄せて手をつなぎ一礼。
      二人は先に下手から下がり、ユーミンだけがステージセンターに残った。両手を胸にあてて一礼して、顔をあげて大きく手を広げてオーディエンスに向けて手を振りながら下手からさがった。一挙手一道を見逃さず、ユーミンを観ておきたいと思う瞬間だ。
      ここで、無事に初日が終わったのだ。残り9公演も、無事に勤めあげてほしい。

終演後のブリザーディウムロビー
  • ブリザーディウム階下のロビーでは

    • スポンサーのサンヨー食品より「サッポロ一番みそラーメン」が配布されていた。お祝いなんだなと・・・
      またブリザーディウムロビーでダウンジャケット購入権利の当選発表があり、当選者は係の方が売場へ直接案内された。これは、転売抑止のためなのか?本気で抽選申込に参加しよう!因みに初日は4名の方が、当選された。

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