石川県観光ブランドプロデューサーのユーミンが提案、日本を代表するロックアーティストとオーケストラ・アンサンブル金沢とが夢の共演をされました。ライブを鑑賞した管理人が、セットリストなど主な内容をお届けします。

• 2016年5月11日（水）18時30分頃、本多の森ホールに到着

  • 玄関先には人だかりが見られ、カメラがありインタビューされているオーディエンスもおられた。その中でスマートフォンを向ける集団があったので、何かな？と思いきや「生ひゃくまんさん」がいた。石川県のおもてなしだろう。カメラを向けると目線がかわいかった。
    チケットのもぎりを切ってもらいロビーに進むと、CD販売が行われていたがグッズの販売は無かった。そして気になる一つに、お祝いの花。4つ程飾られてあったが、石川県観光ブランドプロデューサーからのは無かった。

• 一夜限りの夢のライブ

  • ロック×ジャズのスーパーセッションバンドに、大編成のオーケストラが加わる一夜限りの夢のライブが金沢で始まろうとしている。石川県観光ブランドプロデューサー ユーミンの「金沢にはロックが似合う」との発案から、立川直樹さんのプロデュースと宮本貴奈さんの音楽監督＆アレンジでの制作陣。出演ミュージシャンではロックから河村隆一さん、真矢さん、SUGIZOさんのLUNA SEAメンバー、シシド・カフカさん、バカボン鈴木さん、ミヤさん、ジャズからTOKUさん、宮本貴奈さん、オーケストラ・アンサンブル金沢と指揮には竹本泰蔵さんの豪華メンバーでの演奏と歌で構成される。舞台の上段にはオーケストラ・アンサンブル金沢と指揮には竹本泰蔵さん、中段上手よりツインドラムでシシド・カフカさんと真矢さん、下段上手よりギターのミヤさん、ギターのSUGIZOさん、ボーカルの河村隆一さん、ボーカル＆フリューゲルホルンのTOKUさん、ピアノの宮本貴奈さんが配置のシンプルなもの。バックは黒カーテン、ライティングは4色。
    19:05場内が暗転になりオーケストラ・アンサンブル金沢の演奏が始まった。2曲目からメンバーが入り、河村隆一さんがセンターへ。MCでは「みんな（オーディエンス）、ここは宇宙船で一緒に旅しよう！」とライブのテーマである世界観へ引き寄せる。ギターのSUGIZOさんのMCでは「今年デヴィッド・ボウイやプリンスが亡くなり、最近まで廃人となっていた。自分たちもいつかはあの世へ行くまで、この世で演奏していく。またいつか一緒に演奏できる日が来るまで」という内容だったと記憶している。偉大なるアーティストへの哀悼の意を表するいう意味も込めての、演奏だったに違いない。プログレッシブ・ロックの似合う金沢での10数曲は、聴き入ってしまうほど素晴らしいものばかりだった。
    休憩15分を挟んで、アンコール2曲。LUNA SEAのファンの方々が中心となったカーテンコールでは、河村隆一さんがスタッフへの労いに拍手をされ最後にプロデューサー立川直樹さんを舞台に招き入れた。拍手が続く中、下手へアーティストがはけていくと立川直樹さんが全出演者ではないが一人ひとりにハグされていた。時計を見ると21:30であった。
    提案者のユーミンの名前は、一切出なかった「石川ロックサミット」ロック×OEK スーパーセッションであった。