ユーミン冬の定番「SURF&SNOW in Naeba」。2022年、Vol.42の開催が決定しました!
新潟県・苗場プリンスホテルにて、2022年2月7日(月)から21日(月)まで全8公演開催。
こちらでは、ユーミン苗場2022のSURF & SNOW in Naeba Vol.42、2月11日(金祝)3日目公演に参加する管理人レポを紹介します!
参加するにあたりまして |
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開催されるのかどうかは
今回も社会情勢の変化があって、まだ不透明である。ただ無事に開催され、終演されることを願うばかりだ。
それに伴い、苗場プリンスホテル館内料飲部門の、利用制限が発生している。一部営業されていない店舗があるので、注意したいと。
入場者数を制限したり運営事態難しいものと思うが、自身の健康管理や利用する上での約束事を守りながら鑑賞していきたいと思う。
ここからは、2月11日(金祝)公演3日目のレポをお届けします。
公演全般内容はメモ書きからのまとめで、MC等はご愛読者さまのご協力の元に制作していますので、実際の相違等はあるかと思いますがご容赦ください。
開演前のようす |
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開演前の客入れは、サイケデリックな
音楽がBGMで流れている。今回の選曲は、ロックな感じかな?と想像できる。けど初日だとそんなことを考えることは無理だろう・・・
21時すぎの場内アナウンスは、声援も飛沫防止のため常識の範囲でお願いしますとのこと。昨年と同じ内容であるが、実際オーディエンスの行動はどうなの?と気になる。
本編前半 |
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そして場内が暗転し重低音と電子音のようなノイズからスタート。
ステージ背景の、細胞壁とペイズリー柄のような模様が浮かび上がる。
メンバーが入りセッティング完了後に、小田原豊のドラムがスタートする。
イントロと共に、ステージ中央後方からユーミン登場。
1曲目の『Sign of the Time』だ。
サビの『恋はone way one way…』で右手人差し指をたてながら拳を頭上に上げる振り付け。間奏では、ギター遠山哲朗とサックス小林香織がステージ前方に進んで演奏を披露。
2曲目『Now Is On』のイントロが流れる中で始まるMCは
「こんばんは!42回目の苗場へようこそ!」
その楽曲でのコーラスパートは、佐々木詩織と小林香織だ。 間奏では、サックスの小林香織がステージ前方に進んで演奏を披露。 終盤には、コーラス佐々木詩織のラップが始まる。そしてユーミンとの、ラップバトルが披露されるのだ。
続けて3曲目の『WANDERERS』
派手な振り付けは無いが、間奏で肩と腕を揺らしリズムをとるユーミン。後方の佐々木詩織もユーミンと同じようにリズムを取ってのパフォーマンス&コーラス。 終盤に遠山哲朗のギター&小林香織のサックスが入った。
MC
「どうもありがとうございました。そしてもう一度、ようこそ!こんな状況だから大きな声では言えないんですけど、ここまで来てくださってありがとう!〜コーラス今井(マサキ)くんがここに来る前に感染がわかってほぼ無症状らしいですけど(コロナ感染)、前半の参加は断念しました。〜私たち全員彼の分まで頑張りますので、どうぞ最後まで楽しんで行ってください。」
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4曲目『自由への翼』では
佐々木詩織と小林香織が、コーラス。間奏には、小林香織のフルートが入った。
5曲目『Glory Birdland』では、ステージを左右に行き来し歌唱するユーミンだった。
前半のコーラスは、佐々木詩織と小林香織。後半のコーラスでは、佐々木詩織と遠山哲朗。間奏には、武部聡志のキーボードが入った。
ところで遠山哲朗のコーラスは、抜群だった。実は違うアーティストのライブで、その美声を披露されている。管理人は大阪のライブで、彼の歌声を聴いたときに衝撃を受けていた。ユーミンライブでの披露は初めてだが、びっくりするぐらい上手いのだ。
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5曲目終了後のMC
「どうもありがとうございました。選曲の話をしますね。苗場の選曲は特別で、普段あまりやらない曲、ちょっとやりがちな曲、絶対やならくてはいけない曲、別にやらなくていいですけど、やらないと気持ちが収まらないとうか、今日もやりますけど。〜そして次の曲もこれから(よく歌う)予感がしている曲です。聴いてください。」
ステージを左右に行き来し盛り上げる、6曲目は『サファイアの9月の夕方』だ。
ギター遠山哲朗の弾くマネをしている、佐々木詩織と小林香織を発見。演出のひとつか? 間奏に、小林香織のサックス、遠山哲朗のギター、武部聡志のキーボードの演奏が続いた。
7曲目『最後の嘘』は、ステージセンターで歌唱。
サックスの小林香織が、スタート、間奏、終盤の演奏を努めた。最後は、佐々木詩織のコーラスで終わった。
8曲目『瞳はどしゃ降り』では、武部聡志のキーボードと小林香織のフルートでスタート。
終盤には、武部聡志のキーボード演奏があり、下手側に佐々木詩織と上手側に小林香織がでて、ダンスとコーラスを披露。3小節ぐらいだっただろうか、二人はもとの位置に戻っていった。
9曲目『Walk on, Walk on by』
小林香織のフルートでスタート。 ユーミンは、下手からスタートしてステージを左右にゆっくり移動しながら歌唱。 間奏に、小林香織のフルート演奏があったり、佐々木詩織と小林香織そして遠山哲朗のコーラスがあった。
リクエストコーナー |
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楽曲終了後にMCで
「どうもありがとうございました。ここからは、苗場名物リクエストコーナー!」
スタッフが準備するなかで、アクリル板がステージ中央に置かれた。
リクエストコーナー1人目は
ワールドカップロッジで開催された頃から参加、神奈川在住の女性は、『ホライズンを追いかけて』をリクエストされた。
子供の頃からユーミン好き。そして40周年苗場に参加され帰宅したときに、ご主人が倒れられたとのこと。そのご主人が、好きな曲をリクエストされた。 歌詞カードをお願いされて、ユーミンは取りに行かれた。 歌い終えられたユーミンは、2番目の「幕は開いたばかり」以降は歌えなかったと。
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昨年と違うのは、リクエストコーナーが
当たるのは3名。
真ん中にアクリル板が設置され、上手リクエスター側には既にプレゼントが用意されている。楽曲が終ると、リクエスターがアクリル板にサインと一言を書くことになっている。写真は撮ってもらえるが、アクリル板を挟んでの撮影になっていた。もちろん握手は無しで、次に指名する方を選んでいる最中に、リクエスターのマイクを変えていた。
2人目は
埼玉から来られたがたいのいい男性がリクエストされたのは、『ビュッフェにて』。
ユーミン曰く、北陸本線に特急が走っていて、ビュッフェ(食堂車)があった頃の曲。1981年『昨晩お会いしましょう』(アルバム)に入っている。
学生の頃、女子学生がよく歌っていたのを覚えていた。しばらくユーミン(の楽曲)は遠ざかっていたが、いつの頃からか鼻歌でこの曲を歌っていた。それが、リクエスト理由だそう。 「一緒に歌って!」とリクエスターに言われたが、お断りになられた。その間、歌詞カードを受け取られ楽曲がはじまったが、フルコーラスで歌われたのだ。 楽曲終了後、「食堂車のメニューにわかさぎのトーストと紅茶が美味しかった。」とビュッフェの思い出話を披露。
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3人目は東京都杉並区から来られた女性
『Early Springtime』をリクエストされた。
苗場に来ると、本名や連絡先は知らないがお顔は知っている顔なじみがいる。会えると、ちょっとした幸せを感じていた。しかし、近年どんどん少なくなってきた。
ユーミンはリクエストされた女性に感想を聞かれて応えたのは
「また新たにお友だちをつくればいいんじゃあない。」と。そして最前列におられた小さなお嬢ちゃんとやはり最前列の男の子を舞台に上げられ、お友だちになってあげてと提案。 そのままステージ上で、リクエスター他の子供たちも楽曲を聞くことになった。 歌い終えられたユーミンは、「OOちゃん、リクエストコーナーの前まで寝ていた。起きてくれてよかった。」と???
メンバー紹介 |
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リクエストコーナー後、ユーミンからの
メンバー紹介がある。久々にきちんとした紹介であった。その内容を簡単に。
ドラム 小田原豊
レベッカのメンバーでもあり、ユーミンとは9年も一緒にプレイしていて今までの中で一番合ってて安心できるプレイヤーだ。
ベース 浜崎賢太
衣装も"それ私服?"と思えるような雰囲気の好青年。ステディなプレイを得意としているが、ツアーでは前衛的なこともしてくれる。
ギター 遠山哲朗
見た目の通りやんちゃで心は自由奔放、気持ちで弾くギターリスト。今回は病欠の今井マサキさんをフォローして素敵な歌声を披露。ユーミンは「哲朗の歌声、大好きだよ。」と。
コーラス&パーカッション 佐々木詩織
お母様もコーラス界ではレジェンダリーな人、彼女はサラブレッドである。今井マサキさんのいない中では、コーラスリーダーとして、皆を引っ張って行ってくれている。
サックス&フルート&キーボード&コーラス 小林香織
サックスだけでなく、マルチにいろいろやってくれるメンバーである。
キーボード 武部聡志
ユーミンとほぼ同い年で、一緒にやって40年が経つ。プログレ青年だったのが今や大先生。
「久しぶりにきちんとメンバー紹介をやりました。後半もこのメンバーでやっていきます。」とメンバー紹介を締めくくったユーミンだった。
本編後半 |
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武部聡志のキーボードからスタート
小林香織のサックスに続いて遠山哲朗のギターが入り交互に演奏→佐々木詩織のコーラスが入ってが前奏となる10曲目『ふってあげる』。
そしてセンター後方からユーミン登場。サビの「ふってあげる♪」で、後ろ向きのユーミンがふわりと回転し正面を向くポーズ。 コーラスは佐々木詩織で、終盤に小林香織のサックスが入る。
11曲目『魔法のくすり』
ステージを左右に移動、盛り上げるイメージ。終盤に一瞬だけ佐々木詩織&小林香織のコーラスが入る。
続く12曲目『ミラクル』、いつもの振り付けは無かった。
間奏に遠山哲朗のギター、終盤に武部聡志のキーボード&小林香織のサックスがあった。
13曲目『あなただけのもの』
小田原豊のドラムからスタート、ステージセンターでユーミンは歌唱。
コーラスは佐々木詩織&小林香織、間奏に小林香織のサックスが入る。 終盤のコーラスは佐々木詩織&小林香織&遠山哲朗の3名で、終奏は小林香織のサックスが入った。
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楽曲終了後のMC
「ありがとうございました。大昔に作った歌ですが、50年も経ってないかな。私はそろそろ50周年に突入します。色々と準備しているので楽しみにしていてください。私は先月誕生日を迎えまして、38歳になりました(笑)。50周年で38歳という矛盾。矛盾こそがアイデアの源なのよ。苗場のステージに立てるというのは、本当に幸せです。〜とりあえずは、来年もここにいたいです。 次は今までにやったことの無い曲をやってみたいと思います。テーマに従ってジョガーの曲です。聴いてください。」
14曲目『雨に消えたジョガー』、ステージのセンターでユーミンは歌唱。
真っ白なライティングが印象的、小林香織はキーボードを演奏。 終盤では、遠山哲朗のギター&佐々木詩織のコーラスがあった。
ところで一部歌詞が違う箇所があったのだが、実際に現地で聴かれた方、生配信を観ておられた方は、お分かりになっただろうか?
続く15曲目『Carry on』、ステージのセンターでユーミンは歌唱
走るようなポージングがあり、曲の最後には左手の拳を頭上に上げる振り付けがあった。 遠山哲朗のギターは、間奏と終盤にあった。
16曲目『無限の中の一度』
オープニング後の間奏部分で、POPCLASSICOツアーのような振り付けあった。 終盤には、小林香織のサックスが入った。
17曲目『BLIZZARD』
いつもの振り付け。 安定した?定番の一曲に、大盛り上がりの会場であった。 序盤と終盤に、小林香織のサックスが入った。
本編終了後、ユーミンとメンバーは手を繋ぐことなく、ユーミンだけが手を振りながら下手へ下がっていかれた。
アンコール |
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衣装を変えて登場したアンコールでのMCは
「ありがとうございました。何度も言いますが、ここに来てくれてありがとう! こんな時代だから、幸せってなんだろうってよく考えます。〜今が幸せって無理に思わなくていいと思うだよね。もう少し幸せになりたいくらいがちょうどいいじゃないでしょうか。来年も皆さんと一緒に、ここで幸せを見つけたいと思います。今日は来てくれて本当にありがとう!」
そしてアンコール1曲目『さざ波』では
この日だけだろうか?センターの前方は座ってしまった。アンコールなのに?
そんな中でも、柔らかな色合いのライティングの中、笑顔で歌うユーミンであった。
アンコール2曲目『14番目の月』
演奏しているキーボード武部聡志とドラム小田原豊以外のメンバーが、ステージ前方に出て来て盛り上げる。下手から遠山哲朗、浜崎賢太、ユーミン、小林香織、佐々木詩織の順に、横一列に並んでいる。そう、いつものようにジャンプや手拍子があったのだ。
アンコール終了後、ユーミンをセンターに横にメンバーが並び手を繋ぎ深々と一礼。
ツアーではこのようになっていたが、苗場で久しぶりに観る光景だ。
ダブルアンコール |
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鳴りやまぬ声援と拍手の中
下手にスポットライトがあたりユーミンと武部聡志の二人で登場。ダブルアンコールだ!ユーミンは、黒のロングコートを脱いでの登場だ。
そして3日目公演最後となるMCでは、途中涙ぐむ場面もあった。
「本当に言葉が見つかりません、ありがとう!コロナ禍になって、みんなそうだと思うのだけどいろんなことを考えて、でも必ず成長したんだと思う。前の私はもっと扶桑だった。それが私に似合うのだと思ってくれるのだけど。何をやっても付いて来てくれるって高をくくっていたのだと思う。そしてここまで来てくれたのを目の前にすると、ここまでやって来れたのはみんなのおかげなんだと心から思います。〜できるだけ一緒にできるだけ長く、たくさん一緒に思い出を作りましょうね。ありがとうございます。」
武部聡志の奏でるキーボード演奏が、場内に響きわたる。
ユーミンが静かに歌唱始めたのは、『青いエアメイル』だった。
ダブルアンコールが始まったのに、ここでも座ってしまうセンターの前方・・・
歌い終えたユーミンは、深々と一礼。
鳴りやまぬ拍手と一緒に、武部聡志の元に歩みよって拍手をされた。
そしてセンターで深々と一礼をして、「ありがとうございました!」と。 下手へ下がって行かれる途中、マイク無しで「ありがとう!」と云われ下がっていかれた。
2月8日(金祝)Vol.42の3回目公演が終了した。