ユーミン 松任谷由実 大好き!神戸っこ

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SURF&SNOW in Naeba Vol.41

管理人レポ

2月8日から開催を予定していました、松任谷由実「SURF&SNOW in Naeba Vol.41」(苗場プリンスホテル ブリザーディウム)公演は、緊急事態宣言発令に伴い、ご来場の皆様、関係各位の安全安心を最優先し、3月29日から4月12日まで全8公演の開催とする事といたしました。
こちらでは、ユーミン苗場2021のSURF & SNOW in Naeba Vol.41、3月29日(月)初日公演に参加する管理人レポを紹介します!

3月29日初日
ツアー関連一式
往復シャトルバス・パス
  • 3月に開催されるのは

    • Vol.23が開催された2003年の、18年ぶりになる。今回は社会情勢の変化があっての緊急対応だ。無事に開催され、終演されることを願うばかりだ。
      それに伴い、苗場プリンスホテル館内料飲部門の、利用制限が発生している。一部営業されていない店舗があるので、注意したいと。
      入場者数を制限したり運営事態難しいものと思うが、自身の健康管理や利用する上での約束事を守りながら鑑賞していきたいと思う。

      そして驚きなのが、ネタバレを見つけたことだ。公式なのだが、楽しみが半減するので控えることにしたい。今の世の中らしい現象なのかな?

演出やMCなど、ご愛読者さまのご協力のもとに作成しています。すべてを網羅しているとは限りませんので、ご了承ください。

月夜野から苗場プリンスホテルまで
  • 贅沢なことに、ランチに月夜野にある銀の月さんに行けた。

    • お料理の美味しさはもちろんだが、オーナー夫妻のおもてなしには感服。 言葉は探し出せないが、ありがとうございますと。
      その後は友人の車で、三國峠を越えての行程。苗場の斜面には、雪が残っているのがはっきりと確認できた。でも数日後には、景色は全く違うのであろう。

  • 苗場プリンスホテルには、14時頃到着。

    • 4号館に入館するとすぐのところには、サーモグラフティが設置されていた。ロビーには、祝花スタンドが4台ほどあるだけだった。また昨年みたいに、フロントにユーミン関連の販促物が飾れてはいなかった。全ては密を作らない感染予防対策のためなんだろう。
      エーデルワイス前のスロープを通ると、グッズ販売開始前の列があった。でも4組ほどだ!そのエーデルワイスは営業休止中なので、物販の準備中である。今回は若干販売方法が異なるので、蓋を開けてのお楽しみと言ったところだ。

ロビーの看板 ロビーのポスター
  • 次に目にしたのは、ブリザーディウムのロビーだ。

    • こちらの壁面にお祝花スタンドが列をなしていた。例年通り、看板、ポスターなどはあった。そして違ったのは、スキーカップは無いので当日券の受け渡しデスクがあった。但し、館内には当日券販売のポップなどの掲示はなかったようだ。

入場から着席までの様子
  • 入場から着席まで

    • 時間が来たので20時40分頃、入場のための列に並んだ。入る直前大きなモニターの前を通るのだが、それが体温を自動的に検知するサーモグラフティであった。そして次は、スマホに表示されている電子チケットを確認してもらうとスタンプを押してくれるのだ。それらが済むと、入り口正面にあるエアーシャワーを通り、席へ進む。初となる入場時の状況は、初日であるので緊張感満載。チケットをお持ちのオーディエンスが無事に入場でき、またどなたも体調の悪い方が出ないことを祈るばかりだ。
      席に着く前に、場内を見渡すとロビーに掲示されていた座席図通りであったことが確認できた。一年ぶりにブリザーディウムに入って驚いたのは、席の間の空間と通路の広さだった。A〜Hの8ブロックにわかれた席で、センターステージ。
      センターステージからAとH、BとC、DとE、FとGの間に少し出っ張ったお立ち台のようなものがあり、ユーミンやメンバーが立つ小ステージとなっていた。ステージ上は、宇宙船のような天井、ミラーボールは真ん中に半分隠れた状態であった。客席後方の壁は、黒カーテンがかかっているだけで実にシンプルだ。
      客席は段差が無く、すべてフラット。しかし、感染予防対策の配置のために、足が伸ばせるような間隔があった。自席につくと、透明のビニールに入ったものがあった。それは、感染予防対策を兼ねた演出上でも要るフェイスシールドであった。ヘッド部分には2021とSURF&SNOW YUMINGの文字。 会場で組み立て、持ち帰り可能。
      私は装着方法がわからずもたついていたので、近くの方が教えてくださったのだ。感謝感激である。
      20時55分頃、場内アナウンスがあった。 開演前の場内アナウンスでは、アンコールは無しとのことだが立っての鑑賞は厳禁とは言われなかった。

本編前半の内容
  • ここからの公演レポは、

    • 初日ご一緒したご愛読者さまが書いてくれたので、そちらのアレンジ版とさせていただいた。
      21時、ステージ上からスモッグが降ってきてステージを覆った。暗転になるとGブロックとHブロックの間の通路から、宇宙服を着たメンバーとユーミンが入場。メンバーが各配置につき、 ユーミンが階段を上り、ステージ上に登場。 ヘルメットを取り手を振るユーミン。1曲目の『SAVE OUR SHIP』が始まった。この時が来るのを待っていた600名のオーディエンス(初日翌日のスポーツ新聞で発表)は、しっとりと聴いている。
      歌唱終了後、スモークがたかれてユーミンが見えなくなり、ステージ上で着替え。 2曲目『深海の街』のイントロが流れると次の衣装で現れる。
      イントロが流れる中、「こんばんは、今日は来てくれてありがとう!この一年、長い長い道のりでした。〜こんなときだからこそいつもとはちょっと違うステージをお届けしたいと思います。最後までごゆっくり!」とMCだった。
      『深海の街』では、AとH、DとEの間の出っ張った小ステージで、ユーミンが歌唱されるのだ。
      『ジャコビニ彗星の日』『ツバメのように』と続き、 5曲目『無限の中の一度』のイントロが始まると、コーラスの今井マサキと佐々木詩織がステージに進む。 ユーミンと3人での振り付けがはじまった。 サビでは左手を拳にして、左→上→左→上と動かす振り付けあり。Y-topiaのツイッターで、振付の岡 千絵氏とTAKAYUKI氏、そして岩室 由美氏との3名が写っていた写真が掲載されていた。振付が変わっていたのは・・・
      歌唱後MC。
      「どうもありがとう!今回のテーマはWoman in the moonです。皆さんも月旅行の一員です。でもこちらから見ているフェイスシールド、異様なんです(笑)。良く云えばスターウォーズの世界、悪く云えば怪しげなパーティーですね。〜フェイスシールドから思い付いたWoman in the moon。我々のステージは何がヒントになるかわからないっていうことで。因みに今話題になっているウィルス除去用ウルトラバイオレットも何台か、ステージセットに組み込まれていますからどうぞご安心を。でもなにわともあれ、苗場ができてよかった。(大拍手)誰に感謝していいのかわかりません!本当に本当によかった。来てくれてありがとう!(大拍手)〜新しいアルバムから何曲かお送りしますね。」
      6曲目『1920』の終盤で武部 聡志のキーボード演奏が続く中、ユーミンはポーズを取ってステージが回転する。
      7曲目『ノートルダム』の出だしは、武部 聡志のスローテンポなキーボードでスタートしユーミンは歌唱するのだ。 どちらもCDよりもキーが低く2曲続けて歌唱。
      8曲目『満月のフォーチュン』は、いつもの振り付けは無く、カンフーぽい振り付けが追加。 ここでもコーラス2名が参加するが、初日はサビのリズムが合わずユーミン一瞬歌が止まる。

リクエストコーナーの内容
  • さて前半が終了し

    • 「どうもありがとうございました。さてここからは、苗場名物リクエストコーナー!〜」で始まるいつものMC。
      今年のリクエストコーナーは2名、客席を半分に分けて実施。当てられたオーディエンスがステージで話すときはフェイスシールドをはずしてOK。ツーショットは今まで通りユーミンとならんで武部聡志が撮影。名刺はお土産の雪肌精化粧水セットの中にあらかじめ入れられているという、ちょっと違った形式でお届けすることになっている。
      リクエスト1人目は、アメリカテネシー州から来られた女性で『Forgiveness』をリクエストされた。
      ご両親が再婚で、自分が子供の頃、なぜ両親が結婚したのかと思っていたと言う。当時高知住まいのお母さまは療養中で、病院などの付き添いでアメリカから帰ってきたのだそう。それが今から8年前。お母様が亡くなる最後の5日間は一緒に過ごせたと。寒いけど父に迎えに来てほしいと言ったら、その日に亡くなっていたとのこと。リクエストした楽曲が、その年帝劇で歌われて泣いたと言うエピソードだった。
      2人目は男性で心は乙女な、49歳のファン暦35年ほど。『木枯らしのダイアリー』のリクエスト曲に武部聡志は腕を組み、ほーっとため息。
      ユーミンは、名古屋の松坂屋をイメージして書いたそう。また武部聡志が好きな曲だと紹介された。 亡くなったお母様に念力をこめて、リクエストに当たったと。ユーミンは歌い終えられた後に、デパートと言うより「オーバ」と言う言葉に痺れたと感想。

本編後半の内容
  • リクエストコーナー終了後のMCでは

    • 「以上リクエストコーナーでした!本当は登壇してもらうのはやめようとか、リクエストコーナー事態をやめようとか色々な話が出てたんですけど、やっぱり苗場と云えばリクエストコーナーでしょうということでおおくりしました。今回はリクエストコーナーは2人ですけど、来年はちゃんとやるからね。」続けて「次の曲は、遥か昔に書いた曲です。1964年の東京オリンピックを思い出しながら、あの頃もう一度東京にオリンピックが来るなんて私には想像ができませんでした。そしてこんなことになるなんて、間違いなく誰もが想像できなかったと思います。未来と過去は、一体どんなふうに繋がっているんでしょうね?そんな曲をお送りします。」
      直後にステージ上から落ちてくるスモッグで覆われユーミンが見えなくなり、ステージ上で衣装替えをやっているところがちらっと見えた。 9曲目『未来は霧の中に』のイントロがスタートし、サイボーグのようなユーミンが登場する。ロボットのようなポーズを取りステージが回転。
      10曲目『丘の上の光』11曲目『NIGHT WALKER』と続き、12曲目『NIKE』は、ニー"キ"ではなく"キ"と"ケ"の間のような発音のように聴こえた。
      直後のMCでは
      「どうもありがとう。『NIKE』をお送りしました。この曲は雪の日のために作ったんですけど、いつもならたくさん雪のある苗場なんですが今年の苗場はシーズンの終わりを告げているようでなんだか寂しいです。苗場が終わると私はツアーの準備が入ります。〜もちろんどうなるか予断は許しませんが、準備が長った分今までには無かったいろんなトライをご覧にいただけると思います。期待していてください!それでは次は最後のブロックです。皆さんの健康と安全をお祈りして歌いたいと思います。聴いてください。」
      MC直後に武部聡志が奏でるキーボードのイントロは、13曲目『ダンデライオン〜遅咲きのタンポポ』であった。
      14曲目『Blue Planet』では、円形ステージ4方向の出っ張りに何度も移動し歌うユーミンであった。
      15曲目『Man In the Moon』では、ミラーボールがギラギラ回転、ユーミンも回転ステージで移動。
      ちなみに客席はずーっと座りっぱなし、お互いが様子を見ているのだが座ったままかなり体を動かしてのっているという感じだった。 私もそうなんだが・・・
      16曲目『COBALT HOUR』、ついにオーディエンスは我慢の限界で立ち出した。総立ちではなかったようだが・・
      遠山 哲朗がギターでステージへあがり、武部 聡志のキーボードも続く。その後は掛け合い演奏あり、タイムマシーンツアーの時のようなのりになってきた。 17曲目『VOYAGER〜日付のない墓標』が始まった。エヴァンゲリオンでバズっている楽曲だったのか、ユーミンが一番を歌い終わると大拍手だった。

本編最後のメンバー紹介
  • 歌唱後にメンバー紹介があった。

    • 歌唱後にメンバー紹介があった。紹介を受けながらメンバーはステージ上へあがる。
      ドラム小田原 豊→ベース浜崎 賢太→ギター遠山 哲朗→サックス小林 香織→コーラス佐々木 詩織→今井 マサキ→キーボード武部 聡志 の順番だ。「以上のクルーでお送りしました!」とユーミンが言われたあとに
      全員揃ったところで手を繋がずユーミンの合図とともに一礼。メンバー全員で手をふりながらステージ上を回る。その後メンバーは各ポジションにスタンバイでユーミンはステージ上に残る。今回、ここからがアンコールとなる。

例年とは違うアンコールの内容
  • たくさんの拍手が鳴りやみ、ユーミンのMCが続けられる。

    • 「どうもありがとうございます。去年は40周年ということでステージに大きく40と描いて、そしてある意味集大成ということで最初から苗場を感じさせるセットリストでお送りしました。〜自分ではこれで最後になっても悔いがないというくらい毎ステージ120%やってました。そしてステージから戻るとテレビでは毎日ダイアモンドプリンセス号のニュースをやっていて、そのギャップの大きさに戸惑ったのを覚えています。〜2020年は誰にとっても特別な年になってしまいました。そして今年もまだ続いています。〜どんなことがあっても人は必ず乗り越えてきた歴史があります。この先何が起こっても乗り越えていくでしょう。何度も言いますが、皆さんが幸せでいられるますように。41回目のこの曲は、今年だけのアレンジでお送りしたいと思います。聴いてください。」
      MC直後の武部 聡志の奏でるキーボードが静かになった。
      アンコール1曲目、スローバージョンの『BLIZZARD』だ。いつもの振り付けをするような雰囲気でもなくて、しっとりと聴き入れる楽曲となってアレンジされている。場内に静かに響き渡るのは、ユーミンと佐々木 詩織&今井 マサキの声だけ。続く2曲目は、武部 聡志のキーボードでのイントロでスタートした『雪の道しるべ』
      歌唱後、雪の道しるべの伴奏が流れるなか、メンバーが円形ステージへ集まり手を繋がずに一礼。その後、ステージを回り手を振りながら花道へ。 最後に退場したユーミンは、笑顔で手を振り花道を通って行かれた。
      2時間10分の"月旅行"は、静かに静かに終了していった。41回目苗場の初日。

初日を鑑賞しての感想
  • 今までにない、落ち着いた演出だったと思う。

    • それは感染予防対策に対応したものではなく、ある意味挑戦だったに違いない。タイムマシーンツアーとは真逆で、ライブができない参加できない状況を打破するためにご自分の立つ位置を知るユーミンだからできるライブだっただろう。
      終演後、ブロック毎の退場になりロビーでは写真を撮ったりなどの光景はあれど、シャトレーヌは既に終了し、グッズ売場は残り30分ほど。変わったことばかりだが、無事に鑑賞できたことに感謝して部屋に戻ることにする。

初日翌日の朝の苗場スキー場ゲレンデ
  • 冬の苗場というイメージがあったので

    • 朝、この風景を見たときに少し戸惑いを感じた。でもこれから続く「SURF&SNOW in Naeba Vol.41」が無事に続き、終了することをお祈りして・・・

演出やMCなど、ご愛読者さまのご協力のもとに作成しています。すべてを網羅しているとは限りませんので、ご了承ください。

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