ユーミン 松任谷由実 大好き!神戸っこ

ユーミン 大好き!神戸っこは、ユーミンこと松任谷由実さんを応援するファンサイトです。

管理人レポ


ホテルオークラ東京では2015年9月からの本館の建替えを前に、同館で過ごす最後のクリスマスとして、最高のディナーショーが開催されます。出演はユーミンこと松任谷由実。会場は 数々の歴史の大舞台となった同館最大の宴会場「平安の間」(本館1階)で、音楽と料理とサービスが一体となった3日間限定のホテルオークラ東京オリジナルのステージとなります。聖なる夜、心に静かに降りつもるユーミンの音楽と料理をご堪能ください。
こちらでは、ホテルオークラ東京で3日間限定のステージ、ユーミン クリスマス ディナーショー「Real Christmas Show」の公演後半の管理人レポをお届けします。

公演後半(12曲目〜)
赤のカルナヴァル(肉料理)
赤のカルナヴァル(肉料理)

フラメンコの踊りがあるような鳥山雄司のギター演奏の中、『赤のカルナヴァル(肉料理)』がサービスされた。同時に赤ワインも。しばらくすると武部聡志のキーボード、伊勢賢治のパーカッション、伊藤修平のチェロ、加藤久幸のドラム、須長和広のベースが加わり、料理がより一層美味しくいただけた。

ジュヴレ・シャンベルタン 2009 ルイ・ジャド(赤ワイン)
ジュヴレ・シャンベルタン 2009 ルイ・ジャド(赤ワイン)

メインの料理が口の中に進み同時にワインも。その中でピアノがステージへ運ばれた。
しばらくするとユーミンが入場。衣装は黒のレザーパンツにジャケット・黒の羽飾り帽子?髪飾り・ゴールドのネックレス。なんとゴージャスだ。 正面に向いてスタンバイすると 「皆さん大丈夫ですか?〜さてここからは弾き語りをやってみたいと思います。今日は大人のクリスマスということで、ゆっくりしててくださいね。」 「ベルベット・イースター」と「 雨の街を 」2曲続けての弾き語りが始まった。

ジュヴレ・シャンベルタン 2009 ルイ・ジャド(赤ワイン)のラベル
ジュヴレ・シャンベルタン 2009 ルイ・ジャド(赤ワイン)のラベル

直後のMCでは 「どうもありがとうございます。〜ミュージシャンはトップミュージシャンが集まってくれてます。次の曲はその中の一人とデュエットでおおくりしようと思うんですけど、いや歌じゃなくてよ。彼は間違いなく日本の音楽界でギターリストの最高峰だと思う。鳥山雄司。」鳥山雄司が入場。そしてユーミンは言葉を続けた。「〜一緒にやるのは私の中でも横綱級のをおおくりしたいと思います。」 とピアノ弾き語り&鳥山雄司のギターで、14曲目「ひこうき雲」が始まった。
楽曲終了後、鳥山雄司のギター演奏が続く。ユーミンはその中で言葉を発した。 「どうもありがとうございました。クリスマスが終わるとあっという間に来年がやってきます。〜さあお料理もいよいよラストスパートです。特に二つ目のコラボレーションは、なかなかの自信作です。まずはR-41、これはとても大人のデザートということで、そして私がキャリアが41年ということでR-41としました。そして二つ目、サターンの誘惑。これは土星と悪魔をかけてます。ではお楽しみください。」 ユーミンは一旦退場された。

R-41(デザート1)
R-41(デザート1)

『R-41(デザート1)』『サターンの誘惑(デザート2)』がサービス。その間、ピアノがおろされた。そしてしばらくしてから『コーヒーと一口菓子』もサービス 。以上でお料理がすべてサービスされた。その間も、一流ミュージシャンの奏でる音の中で楽しんでいるオーディエンス。本当に贅沢な時間だ。

サターンの誘惑(デザート2)
サターンの誘惑(デザート2)

そしてすべてが落ちついたころ、伊勢賢治のサックスでスタートした15曲目の「COBALT HOUR 」。ユーミンは全身真っ白・白のボルサリーノ帽・白の膝上丈ワンピース・白のニーハイブーツで登場。会場からはお酒の手伝いもあってか、いつものノリに近くなってきた。間奏に鳥山雄司のギター・武部聡志のキーボードと伊勢賢治のサックス が入り、座っていても少し体が自然に動いてくるのであった。
16曲目「恋人がサンタクロース」は、武部聡志のキーボードとユーミンの歌唱・伊藤修平のチェロとのスローテンポからスタート。オーディエンスの手拍子もあってのスペシャルバージョンだ!途中からは少しリズムがあるように変化。ゴスペルの合唱、間奏に鳥山雄司のギターが入って、そのリズムは増していった。
武部聡志のキーボードでスタートした、17 曲目「やさしさに包まれたなら」。ゴスペルの合唱が入って、歌に重厚感があった。ユーミンが語りかけているかのように歌っているので、本当に小さい頃を一瞬思いだしキュンとなった。

セットリスト
セットリスト

歌終了後にハタ牧師が入場。同時にユーミンはステージ下で待機 。武部聡志のキーボード演奏がはじまると、ハタ牧師によるお話がはじまり聖書朗読も。その間、各テーブルにはセットリストの用紙が配布されていた。ハタ牧師が語りかけるお話と聖書朗読には、途中少し感動した。書き留めることができなかったが、ありがたいお話であった。

本編終了
テーブル

武部聡志のキーボードでスタートした、18曲目「ANNIVERSARY」。伊藤修平のチェロが耳に入ってくるが、音色には感動した。途中武部聡志のキーボード演奏の中、牧師による聖書朗読があった。そしてゴスペルの合唱、ユーミンの歌唱に戻る構成。ユーミンの歌には、力強さと優しさそしてたっぷりの愛情があるんだとあらためてこの歌が感じさせてくれた。そして鳥山雄司のギターと武部聡志のキーボードで終わった。
武部聡志のキーボードと伊藤修平のチェロでスタートした、19曲目「Silent Night」。1番目は英語で2番目は日本語で歌唱したユーミン。イブの日にユーミンが歌うこの曲を聴けて、本当に夢の中にいるようだった。 歌い終えた直後ユーミンは「今日はありがとうございました。」 次にステージに並んだ善養寺総料理長、ハタ牧師からの一言があって、最後にユーミン「御機嫌よう、良いクリスマスを!」最高潮の拍手の中、ステージ回りに配置されたサービスマンが全員整列し一礼。一列になって退場していく姿は感動だった。以上で本編終了

  • オーディエンスの満足はここで収まるはずがなかった。

    • アンコールを求める手拍子が続く。そしてバンドメンバーが入場 。まずはゴスペルの合唱からスタート、そしてユーミン登場で歌がはじまった。アンコールで20曲目は「Forgiveness」衣装は、背中が大きくあいた黒のベルベットのロングドレス・黒のロンググローブ。素敵だ、もちろん綺麗だ。途中からゴスペルの合唱 が入るが、ユーミンがゴスペルに語りかけているかのように歌う姿が印象的だった。静かに演奏が流れる中、ユーミンのMCが始まった。 「小さいころ神様がいて、なんでも願いを叶えてくれるって本気で思っていました。〜今夜は楽しかった!本当にありがとうございます。メリークリスマス!そして良いお年をお迎えください。おやすみなさい。」ユーミン・バンドメンバー退場するも、拍手が鳴りやむわけがなかった。

  • ふたたびユーミンと武部聡志が揃って登場

    • そして静かにユーミンのMCが始まった。 「本当にありがとうございます。平安の間最後のクリスマスということで、ディナーショーができてとっても光栄に思っています。私はホテルオークラ東京以外でディナーショーをやる気持ちは全くありません。(大きな拍手と声援)2019年にまたリニューアルされたときにもしお声がかかったら、〜また素敵なディナーショーができたらなと思っています。〜本当にありがとうございました。」武部聡志のキーボード伴奏がはじまったのは、「A HAPPY NEW YEAR」ダブルアンコールで21曲目。オーディエンスはみな聴き入っている、そう終わりに近づいている贅沢な時間を忘れないために・・・最後にユーミンは一言「ありがとうございました。」一礼され退場していった。

  • 帰られるお客様もおられたが、そこはいつもの最終日と同じだった。

    • 初日の22日と23日がどうだったか定かではありませんが、どこからかの手拍子でオーディエンスの手拍子がかさなった。帰られるお客様もおられたが、そこはいつもの最終日と同じだった。そしてユーミンと武部聡志が再び揃って登場 。ユーミンが口を開いたのは 「本当に大丈夫ですか?お帰りになりたい方もおられたら申しわけないと思いつつ出てきました。でも本当にありがとうございます。では。」 始まった曲は「卒業写真」。贅沢にもトリプルアンコールで22曲目。もちろん伴奏は、武部聡志のキーボードだけで。オーディエンスは誰も歌っていない、聞き惚れている。かみしめるように・・ 歌い終えたユーミンは「どうもありがとうございました。」と一礼で退場されていった。
      時計を見るのも忘れた時間、贅沢なものであった。3時間30分は超えていたんだろう。平安の間を出ても、まだ夢の中にいるようだった。ホテルオークラ東京の本館玄関を出ても。

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