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JR原宿駅を出ると、竹下通りは人混み明治神宮前にはストリートパフォーマーを見学する人垣、そして代々木第一体育館に向かう人の流れが後を絶ちません。会場前のグッズ売り場は、比較的スムーズに購入できる様子。お祝い花は、槇原敬之さん、格闘家角田信朗さん、今田耕司さん、藤井隆さん、音組、何故か「オレたちひょうきん族」から(笑)。代々木最終日の開演を待つ場内は、期待感で熱気に包まれているといった状況です。 |
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代々木最終日、横浜初日・二日目と参加した後、どうしてももう一度観たくなってしまったのです。代々木の最終日のチケットを何とか入手。横浜は2回ともセンター席でしたので、全体感を味わいたくて、わざわざ後方のチケットを入手したのです。(1階北B)大正解でした\(^O^)/ |
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17:12開演。
ユーミンの登場と共に、暖かい拍手が鳴り止みません。この拍手で、代々木最終日は大成功を確信いたしました^^vどの曲の時でも、ボーカルが終ると拍手、曲が終ると大拍手。暖かい空気に包まれた最高の雰囲気でしたよ。「セイレーン」が終わりMC。「THE LAST WEDNESDAY TOURへようこそ!東京最終日です」のあとに客席から「ユーミン!」のcall。「タイミング悪いよ」と返すユーミン。このやりとりからも、少しユーミンにも余裕が出てきたのかな〜なんて思った瞬間でした。 |
今日は全てを楽しむつもりでの参加でしたが、特にライティングを堪能したくて、いつもは望遠鏡から手が離せない自分なのですが、なるべく肉眼で全体を眺めながらの2時間半は期待通りの最高のひと時でした。いくつも感動のシーンはありますが、まず前半戦では「夕涼み」のダンサー二人が踊るシーンが幻想的で素敵でした。初日に「アリーナならではのセットでしょ」とユーミンが言われた時、正直「そうかな〜?」なんて思った自分がいたのです(^^ゞ。ステージ上のセットは思っていたよりシンプルというイメージが強く、正直物足りない気がしておりました。が・・・ライティングの効果が絶大ですので観れば見るほどユーミンが言われた意味がわかる今回のショーだということが、本日のステージで確認できたのです。ですので、座席が後方の方、嘆くことなくタップリお楽しみ頂けますので、ご安心くださいね(笑)
「稲妻の少女」でアリーナ前列の皆さんが立ち上がり、徐々にじわじわスタンディングの状態へ・・・1階席2階席でも一部の人が立って拍手していました。続く「ルージュの伝言」では、みなさん思い思いにダンスしながら客席も楽しみ始めました。ルージュの曲が終るや、場内大歓声!MCで「私っていくつかと思う」とユーミンが言うと、客席のあちこちから「本当にそうよね〜」と特に女性の人たちが口々に言ってます(笑)。若いダンサーさんと一緒に踊っていても、違和感が無いのが本当に不思議ですね。ライブに触れるたびに、ユーミンみたいな歳のとり方をしたいと思ってしまいます(^^ゞ
「Hello,my friend」の後、首から提げていたお花のレイを外します。ユーミンはアリーナ席中央の通路を通りセンターステージに移動。外したレイは、移動の際に何方かにプレゼントしてくれたみたいです。頂けたかたは、幸運な方ですよね〜(^^)。移動の時から、アリーナ席は総立ちです。センターステージにスタンバイすると、ステージがせり上がり、より見やすくなります。私の座席と丁度同じ高さ位になったもので、遮るものが何もない状態で、ユーミンをよ〜く観察(^^ゞすることができました。「やさしさに包まれたなら」は一段と拍手が大きかった気がいたします。アンプラグド2曲目は、「NHKの近くということもありまして」と「あなたに届くように」の演奏。私は今日はじめてでしたので、凄く楽しみでした♪。歌い出しの時の、ユーミンと竿オヤジさんたちの呼吸、そして竿オヤジさんたちのコーラスがこれまたいいんですよね〜♪発声練習はしてるのかな?またまたそんな事を思いながら素敵なシーンを目に耳に焼き付けておりました。
どの曲も、どのシーンも素敵なのですが、自分にとっての後半戦の見所はこの3曲「リフレインが叫んでる」から「WANDERERS」までは鳥肌モノでステージから目が離せませんでした。逗子のコンサートで海風にたなびく火柱、高〜い場所でユーミンが命がけで歌う姿を思い出しながら、ステージに釘付けになっていました。「WANDERERS」終了後の歓声がイチバン大きかったかもしれません。MCのとき「プロだし言っちゃいけないけれど、右足を捻挫してて・・・何が悔しいって、テーピングをして足が太くなることが悔しくて」と思いがけない発言。その後、意識をしてユーミンの姿を追いかけてしまいましたが、とても捻挫していると思えないフットワークにプロ根性を見る思いがいたしました。流石ユーミンですね!
「時空のダンス」は、言葉を失うくらい幻想的で感動のシーンでした。会場全体が宇宙空間のような・・・天井までライトが映し出される演出は本当に見事です。これから参加される皆さんは是非ステージだけでなく、色々な場所に目を向けて観てくださいね。十二分にショーを味わうことができますよ!「Escape」では、期待の場内ダッシュ移動。センターステージに移動しステージ上でも所狭しとダンスします。「埠頭を渡る風」でも途中、灯台に駆け登って・・・も〜凄すぎます。全身で演じている姿に心打たれました。19:00本編終了。
アンコールの拍手を浴びながら、ユーミンが再び登場。あんなに走り回っているのに、疲れた姿を欠片も見せず手を振りながら歌い続けるユーミン。「守ってあげたい」「Forgiveness」と大切な心をユーミンから受け取り、メンバー紹介のあと「DESTINY」へ。最後の写真撮影のシーンは楽しくもあり切なくもあり・・・
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19:22、代々木最終日のショーは終演となりました。客席のライトが灯り、席を立つ人が多い中、今日の客席はいつもと違う空気が・・・アリーナ前方から「アンコール」の拍手が聞こえ始めました。「そうだそうだ、これを待っていたんだ!」私も拍手に加わりました。帰ろうとする人の流れは止まりませんが、アンコールを期待するお客さんも沢山いらっしゃいます。終演のアナウンスは流れますが、その度に場内から歓声が・・・そして再びアンコールの拍手が続きます。「ユーミンが応えて出てきてくれるのではないか」そんな思いで拍手をし続けていましたが、無情にも19:30男性のアナウンスで、「本日の公演は全て終了いたしましたので速やかに退場願います」と・・・(>_<)とても残念でしたが、終演後もファンの皆さんと心一つになれたことが嬉しかったです。次回はさいたまスーパーアリーナに参加予定です。さいたまこそ、ダブルに期待したいです! |