毎年、苗場プリンスホテルで開催されてきた冬の定番「SURF&SNOW in Naeba」、2017年の開催が決定しました。 1981年にスタートしたユーミンの苗場コンサートは今回で37回目を迎えます。
こちらでは、ユーミン苗場2017のSURF & SNOW in Naeba Vol.37、2月11日3日目の管理人レポを紹介します!
3日目・4日目のチケット |
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天気が心配ですが、無事に苗場に着けるように・・
当日の越後湯沢駅前 |
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雪の影響で東海道新幹線が遅れるかもしれないと思い
予約していたのぞみより、1本早いのに乗り換えた。 しかし、新大阪駅構内のアナウンスと、乗車した車内 電光掲示板の案内表示やアナウンスは、京都を過ぎて 名古屋まで徐行運転し35分遅れるとのこと。 乗換の上越新幹線に間に合うのか?と思いながら、徐行 運転中、雪をかき分ける音を聴いたのは初めと感じたり、 名古屋駅での雪落としに感動しながら東京駅に向かった。 東京駅に着いたのが、上越新幹線乗換の出発10分前。 まずは切符を券売機から出して改札に向かい、エスカレータ ーで乗場へ。出発2分前に9:28発maxときに乗車できた。 なので、越後湯沢駅で写真の看板と風景を目にしたときは、 ホッとした。
ブリザーディウムロビー |
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苗場プリンスホテルに無事に到着し、向ったのは ブリザーディウムロビーの様子と看板。37回目も車の 展示が無かった。
館内散策 |
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館内散策で回ったのは、写真の通り。
1回目の乾杯 |
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友人たちとやっと合流で、1回目の乾杯(笑)
好青年のボード |
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37回目の苗場でも、好青年にお目にかかれた。本当にその通りだ。
夕方の苗場スキー場 |
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やっと部屋に戻り、しばしの休憩。苗場時間って時の経つ のが本当に早い。神戸を出て10時間、既に夕方であった。
館内散策2 |
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館内散策で回ったのは、写真の通り。
ユーミン×帝国劇場 第3弾 |
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グッズコーナーが賑わっていたころ、呑みで盛り上がっ ていた。ず〜っと呑んでいる、大人の合宿なのである。
今日お越しの皆様へ |
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そろそろ、ブリザーディウムの開場時間
37回目の苗場では、前回のバーカウンターは無い。 中川雅也さんのギターも聴けないと思うと、既に涙腺が ・・・
でも椅子の下に、写真のチラシとクラッカーがセット になって置いてあった。そうか、と気づいた方も 多いのではないか・・・
開演前のプロデューサーからのお願い |
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2月11日(土)の始まりは、以外だった
21時30分、プロデューサー松任谷正隆氏がいつもの笑顔で登場。 「読んでいただけましたでしょうか?」と始まった内容は、オーディエンスに仕掛けを手伝って欲しいことを説明するために出てこられたようだ。
その仕掛けとは、真夜中を過ぎると2月12日はキーボード・音楽監督の武部聡志氏の還暦お誕生日。長年一緒にやってきた武部聡志氏を、驚かせたいとのこと。 仕掛けの内容は、ダブルアンコールで、ユーミンが武部聡志と二人で登場。ユーミンが「12時を過ぎました。ということは」と云ったら、イントロが流れ松任谷正隆氏が作ったオケに、オーディエンスの歌声をのせてHappy Birthday to youを合唱する。センター通路を特別ゲスト3名が行進し、ステージ上へ。「パッピー!バースディ!」のあとに、クラッカーを鳴らすという演出だ。歌唱指導・演出とタイミングの説明など、細かいことを求めるのは、全て武部聡志氏を驚かすためだ。
なんとこの説明をされている間は、照明が壊れたと武部聡志氏に説明しスタンバイされているとのこと。素人に歌の練習までさせて、かつその仕掛けの説明までもされる松任谷正隆氏の表情は、まるで子供のようだった。でも面白そうだから、一生懸命やろうっと(笑)。 このような状況だったので、開演が21時53分になったのだ。
リクエストコーナー |
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2月11日(土)のリクエストコーナーは
リクエストコーナー1番目は、上手側で和歌山からお越しで、 ユーミンと年齢が近いらしい女性。曲は「魔法のかがみ」。 何かの話からユーミンが「ユーミンディナー(館内レストラン で提供)って、あるんですか?」と云われたオーディエンスの 反応を見て、スルーされたユーミンはお茶目であった。
リクエストコーナー2番目は、京都の呉服屋の代表取締役の 男性。「愛のWAVE」をリクエストされるが却下され、「月曜日の ロボット」に変更。最後ご自分の名刺を、ユーミンに渡されて いた。
3番目リクエストコーナー、三条市の女性。 「ANNIVERSARY」を希望されたが、松の曲に変更するようにと ユーミンの指示で、「いちご白書をもう一度」。最後、 ユーミンに抱き付いていた。
ダブルアンコール |
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ダブルアンコールさてその時がやってきた。
多くの拍手の中、ユーミンと武部聡志が下手から登場。 そしてユーミンが「どうも12時を過ぎたようですね。では!」の直後イントロが流れ、オーディエンスがすくっと立ち上がる。センターバックから、サポートメンバーがぞろぞろ登場。全員で「ハッピーバースディトゥーユー、ハッピーバースディトゥーユー、ハッピーバースディディア武部さん、ハッピーバースディトゥーユー」をもう一度繰り返す中、客席通路中央を進む3名のスペシャルゲストは、先頭には赤いシルクハットをもつ一青窈、花束を抱えた大黒摩季、コック服コック帽の出で立ちでケーキを運ぶ鳥山雄司が行進してきた。
最後の「ハッピー〜〜バー〜ス〜ディ〜トゥーユー」と歌い終ると同時に、場内にクラッカーが鳴り響いた。タオル?を目にあてて、泣いていらっしゃるようすだった武部聡志から「皆さんすいませんね、僕のために。誰も教えてくれませんからね〜でもこのときだけのために来てくれた、大黒摩季さん、一青窈、友達の鳥山雄司、ありがとう!」その直後、蝋燭の火を消して花束と赤いシルクハットの贈呈。そしてユーミンから「皆さん、ご協力ありがとう!鳥山くん。」とふられた鳥山雄司から「生まれて初めてコスプレをしました。〜」とお祝いのことば。
次は大黒摩季から「武部さん、お誕生日おめでとうございます。私、お世話になりっぱなしで〜皆さん、一緒に歌いませんか!」と大黒摩季が、武部聡志に楽譜を渡したのだ。しかも2枚も!クラウンに60と貼ってある赤いシルクハットをかぶった武部聡志のキーボード、コック姿の鳥山雄司のギター伴奏で、「ら・ら・ら」を歌唱。しかもフルコーラスで、オーディエンスに合唱も求めた大黒摩季だった。
続いて一青窈が「私からも一言。歌ちゃっていいですか。〜」。「ハナミズキ」の最初、武部聡志のキーボードで歌唱するも、後半は鳥山雄司のギターも入ってのフルコーラスであった。間奏は武部聡志の力強いキーボード伴奏で盛り上がった。最後、武部聡志に抱きつく一青窈であった。
贈る最後はユーミン、「良いお誕生日をありがとうございました。最初にも言いましたけど、このセットの花の意味。一つは中川雅也君を送る意味もあったんですが、実はもう一つ今日の日のためって云うのもあったんです。〜」のお祝いの言葉で締めくくった。 そして最後に武部聡志「こんなに僕のプライベートのことでお祝いしてもらって、なんか生前葬〜。ここ苗場で演奏できて、本当にうれしいです。だってステージに立ちたくっても立てない人もいるし〜みんなの分も含めて音楽をやっていこうと思っています。これからもよろしくお願いします。」「武部さん、本当におめでとう!こんなに長く一緒にやってこれて、本当にうれしいです。〜できるだけ一緒に長くやりましょう!」とユーミンのことばと贈った曲は「卒業写真」。武部聡志のキーボードで、ゲストとサポートメンバーも合唱だった。「皆さん、ご協力ありがとうございました。ゲストの皆さんも、ありがとうございました。本当におめでとう!ありがとう!〜これから打ち上げだ!」とユーミンは、武部聡志と一緒に下手へ下がっていかれた。松任谷正隆氏の仕掛けは、大成功に。
因みに会場にいるオーディエンスは、Y-MODE生中継がこの場面をやっていないことなど知るよしが無かった。正確な理由はわからないが、武部聡志に急に譜面を渡した様子からゲスト出演者も含めて著作権の許可を得られなかったためであろうと推測する。