2016年11月2日発売の38枚目オリジナルアルバム「宇宙図書館」を引っさげての同タイトルツアーの開催が決定しました。
11月18日神奈川・よこすか芸術劇場からスタートし、2017年9月22日の東京国際フォーラムまで、合計42都市80本、自己最長、最多本数の超ロングランツアーとなります。
こちらでは、ユーミン コンサート 宇宙図書館 2016-2017の横須賀初日に参加した管理人がお届けするレポを紹介します。ユーミン コンサート 2016-2017を、お楽しみに!
12時ごろのドブ板通り |
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友人たちとブランチをするため、ドブ板通りへちょっとした散歩。
12時30分ごろのブランチ |
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いつものところで、ハードにネービーバーガーを食した。 店内は、あちらこちらにファンらしき方がいましたね(笑)
13時ごろの喫茶店 |
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胃を休めるために近くの喫茶店で・・・
15時30分ごろのグッズ先行販売 |
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オリジナルグッズ販売の事前情報無しで来てしまった。 あとでわかったのが公式サイトに、販売開始時間が掲載されて いたのですね。
15時40分ごろ劇場入口前の外 |
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初日のお祝い花が・・・外に飾られるのは、賑やかしいですね。
16時25分グッズ先行販売開始 |
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50名ぐらいの方々が列を成していたと思います。少し早いのですが・・ という販売の責任者の方の声掛けがあり販売スタート!
17時ごろ開場を待つあいだ |
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開場を待つ間、横須賀の町並みを見ながらまったり・・・
開演前の様子 |
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ライブ初日は昨日とは変わり
- 待ちに待ったと云った感じのオーディエンスの表情だ。18時25分頃、私の本日の席に着くと既にPA席前には松任谷正隆氏が着席。私が席に着く前には、このたびも衣装担当された篠原ともえさんが松任谷正隆氏の横についた。その様子を確認直後、巨大図書館セットを見ると2階テラスで2名のパフォーマーが本棚の本を探しているパフォーマンス。昨日のゲネプロの松任谷氏の挨拶にあった4分半の様子である。
タイトスカートのモノトーンスーツでのM1&M2 |
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そしてほぼ定刻通りの18時30分に暗転
- ステージ前方のスクリーンにライゾマティクス制作の人や動物などの代わる代わるの映像が映しだされた。それが2分半の内容だ。直後にスポットライトが当たったステージセンター後方にユーミン。タイトスカートのモノトーンスーツでゆっくりと前へ進んできた。2階テラスには、ピエロがスタンバイ。スタートはM1『宇宙図書館』だ。ゲネプロのときに前方の席で確認できたのは、ユーミンの手の仕草と2階テラスで動くこともないピエロが重なった風景(私には映像として残っている)はピッタリだった。 そして大きな拍手の後にMC「こんばんは、ようこそ宇宙図書館の不思議な世界へ。今日は皆さんを異次元のインナーワールドというべき世界にお連れしたいと思っています。〜準備はいいですか?では宇宙図書館各駅停車未来行き、只今出発します。」 遠山哲朗のアコースティックギター演奏でスタートするM2『あなたに会う旅』が始まった。間奏に武部聡志のキーボードが優しく静かに奏でられる。曲終了後、ユーミンは下手へさがっていった。
トレンチコートでM3 |
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続けてトレンチコートスタイルで登場したユーミン
- M3『影になって』だ。ライゾマティクスのシンプルな映像は、まず前奏にバンドメンバーの影絵を出し、楽曲に合わせてきたシンプルなもの。単純に凄くカッコよく見せてくれている。ユーミンは激しい動きこそないが、スタイル・映像・ライティング・楽曲のアレンジが凄くマッチして、新鮮に耳に入ってくる。間奏に伊勢賢治のサックス、今回小野かほりの担当部分も伊勢賢治が演るので動きが激しい。努力家のマルチプレーヤーなので、オーディエンスも安心して聴ける。歌い終えるとユーミンは下手へさがるが、上手より女性ダンサー隼海 惺が登場。宝塚出身の彼女は、振付ステージングの岡千絵氏の指名だった。伊勢賢治のサックスと遠山哲朗のギターとの掛け合い演奏の中、隼海 惺のダンスが光る。指先に注視してみて!色気たっぷりだ。
宇宙の女神(アルバムジャケット)でM4&M5&M6 |
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続くは武部聡志のキーボードが力強く奏でられる中
- 巨大図書館の真ん中が割れセンター後方よりユーミンが宇宙の女神(アルバムジャケット)で登場。但し輪っかみたいなものは無かった。M4『AVALON』だ。間奏・終盤に上手配置の遠山哲朗のギター演奏。前回になく、力強いが柔らかさがある。 次に伊勢賢治のフルートでスタートのM5『BABYLON』。ここは語呂合わせみたいになっているのは偶然なんだろうか?間奏に遠山哲朗のほぼ楽曲通りのギター演奏が入る。終盤にピエロが登場、曲が終えるとカーテンが降りてきた。 いつもの前奏が始まったM6『夢の中で〜We are not alone, forever』だ。シャングリラ2のあるシーンを思い出したのだが、ふと思ったことは・・・これって集大成みたいなライブだなと・・・。 ピエロはそのまま残っていたが、上手より女性ダンサー隼海 惺がワイヤーロープを付けて登場。歌い終えたユーミンは下手へ、直後伊勢賢治のサックス演奏があった。隼海 惺は空中ダンスもあって見せ場がタップリ!最後は回転しながら、上手へさがっていった。
飛行士スタイルでM7&M8&M9 |
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舞台は変わって
- 武部聡志のキーボードが静かに奏でられている間、飛行士スタイルのユーミンが登場。 M7『ひこうき雲』だ。オーディエンスから懐かしいという声が、微かに耳に入ってくる。間奏中、ステージ中ほどに大きな本に見立てたスクリーンが降りてくる。ゲネプロではそのスクリーン先端が須長和広のベースに少し触れてしまった。初日の今日は、無事にスクリーンは降りていた。終盤に武部聡志のキーボード演奏のとき、スクリーンに武部聡志の影絵が映しだされた。カッコいい! 続けていつもの前奏で始まったM8『Midnight Scarecrow』。終盤に伊勢賢治のアルトサックス演奏。歌い終えたユーミンは、スクリーンの本に手を振って下手へさがっていった。終わりかけの武部聡志のキーボード演奏で舞台センターへMCのため戻ってくるユーミンであった。 そしてユーミンは口を開く。「どうもありがとうございました。ちょっと古い曲をお送りしました。〜また古い曲をお送りします。」 始まったのはM9『リフレインが叫んでる』。バックに地球儀が回るような映像。途中から楽曲の歌詞がバラバラに出てくる、ライゾマティクスが得意とするシーンだ。間奏・終盤に遠山哲朗のギター演奏が響く。3年前のツアーを思い出すシーンだ。歌い終えたユーミンは、下手へさがっていった。
60年代ガールズスタイル(ピンクのスカート)でM10&M11&M12&M13 |
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武部聡志のキーボード演奏でスタート
- 60年代ガールズスタイル、ピンクのスカートでユーミンは登場。M10『月までひとっ飛び』だ。サポートメンバーの奏でる音は、オーケストラ風。スクリーンは、60年代映画の映像で昔のどこかで観たようなシーンだ。 楽曲終了後に加藤久幸のドラムが響く中、コーラス松岡奈穂美・須藤美恵子・今井マサキがステージセンターへ進んだ。ユーミンとダンスをしながら歌うM11『ルージュの伝言』だ。いつもの手振りも重なって、オーディエンスの盛り上がりも良い。M10・M11は60年代のシーンだ。歌い終えると、コーラスは元の位置へ。 続けてユーミンの歌声で始まるのは、M12『何もきかないで』。間奏の遠山哲朗のギター演奏は、何だか沁みる。 そしてMC「どうもありがとうございました。昔のシングルのカップリング曲、続けてお送りしました。この曲たちは70年代の中頃に作りました。〜新しいアルバムの曲がどうか皆さんの甘い方の思い出と結びつきますように、そしてこのショーの微かなシーンが皆さんの心にいつまでもプリントされますように。」そして始まったのは、遠山哲朗のアコースティックギター演奏からスタートのM13『Smile for me』。ゲネプロでは満面の笑みで歌っていたユーミン。今日の初日もそうなんだろう。伊勢賢治は、パンディエロを使っての演奏。オーディエンスへの披露は、初めてなのか?歌い終えたユーミンは下手へさがっていったが、演奏は続く。武部聡志のキーボードと遠山哲朗のギターの掛け合い演奏、続けて伊勢賢治のサックスと遠山哲朗のギターの掛け合い演奏。その掛け合い中は、コーラス松岡奈穂美・須藤美恵子・今井マサキで演奏者を手振りで指していた。ゲネプロのときは、無かったような?記憶が曖昧だ。続けてコーラス3名の簡単な歌唱で終了した。
クレオパトラ風スタイルでM14&M15&M16&M17 |
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透明・色付きが交互になった格子のカーテンが降りてきた
- そして大太鼓のような音のドラム演奏でスタート、M14『残火』だ。ステージ後方より、クレオパトラ風のユーミンが登場。席によって登場の仕方がわかりづらいところがあるので、気をつけてみたい場面だ。間奏での遠山哲朗のギター演奏がもの悲しく響く。そして前方でパフォーマンスする遠山哲朗は、いつも以上にカッコいいのだ。 続けて始まったのは、M15『満月のフォーチュン』。私、この曲が大好きだ。1995年阪神・淡路大震災直後から今まで、一緒に進んで来られた、勇気づけられた曲だからだ。もっと嬉しかったのは、間奏で伊勢賢治がアルトサックスでのステージ前方で演奏。ゲネプロのとき、「カッコいい!」「伊勢さ〜ん!」とオーディエンスからの声援が大きかったのは事実。演奏するというパフォーマンスに貪欲で、思いやりのある人である素敵な方だ。 続けていつもの前奏で、M16『破れた恋の繕し方教えます』が始まった。ラジオなどで云われていた踊りは、このことだったのか?間奏で下手よりワイヤーロープを付けた男性ダンサーTAKAYUKI、上手より女性ダンサー隼海 惺が登場。途中男性ダンサーTAKAYUKIが宙吊りになり、終盤は宙吊りのままさがっていった。 次にラテン調にアレンジされたM17『真夏の夜の夢』。クレオパトラ風の衣装のまま、口に金のスカーフをあてて歌唱するユーミン。バックスクリーンに影絵のダンサーがあるも、終盤に上手より男性ダンサーTAKAYUKI、下手より女性ダンサー隼海 惺が登場。格子のスクリーンでは、二人のダンサーが踊っているような映像もあった。歌い終えたユーミンは、ダンサーふたりを残し下手へさがっていった。直後伊勢賢治のサックス演奏があり、終盤ではダンサー2名でのパフォーマンス。指先から足元まで動きが繊細で色気たっぷり。後方で見ても、二人のパフォーマンスには感動する。
トレンチコートでM18 |
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舞台は、最初の巨大図書館に戻る
- トレンチコートのユーミンは、下手側2階テラスから登場。歌うはM18『ダンスのように抱き寄せたい』。一小節歌い終えると、上手側階段から降りてステージセンターへ移動。間奏・終盤に遠山哲朗のギター演奏が入るが、CDそのものだ! そして『ダンスのように抱き寄せたい』を武部聡志がキーボード演奏する中、ユーミンからメンバー紹介がある。それは次の通りだ。「ドラム加藤久幸→ベース須長和広→ギター遠山哲朗→サックス伊勢賢治→コーラス須藤美恵子→コーラス松岡奈穂美→コーラス今井マサキ→ キーボード武部聡志」で紹介が終わると、楽曲は終了した。ゲネプロのときは「コーラス今井マサキ→コーラス松岡奈穂美」だったのだ。ユーミンから見ると、左から初日紹介通りに並んでいるので変えたのか?
タイトスカートのモノトーンスーツでのM19&M20 |
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すぐに続くは伊勢賢治の鈴の音
- その間暗転でユーミンは、トレンチコートを脱いでいた。タイトスカートのモノトーンスーツになった。M19『気づかず過ぎた初恋』が始まった。間奏に遠山哲朗のギター演奏とドラム加藤久幸のシンバルで、この楽曲の見せ場だ。終盤は、伊勢賢治の鈴演奏とコーラス松岡奈穂美・須藤美恵子・今井マサキの歌唱。最後に子供たちの声のようなコーラスが加わる。 そしていよいよ本編最後だ。武部聡志のキーボード演奏でスタートするM20『GREY』。巨大図書館2階テラスには、ピエロが配置。M1では動かなかったはずのピエロが、途中動くのだ。時空を動いたような錯覚を起こすのだ。 楽曲が終ると、ユーミンが後ろを振り向きサポートメンバーに合図を送る。そしてメンバーとコーラスが、ステージセンターへ移動。横一列になって深々と一礼する。本編の終了だ。2階テラスのピエロは、そのままだが・・・。暗転になり本編が終了した。
ダブルアンコール |
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大きな拍手と歓声の中
- スポットライトはステージ下手に!ユーミンと武部聡志が登場。ユーミンの口が開く「ありがとうございました。無事、長い長いツアーがスタートしました。」そしてはじまったのは、武部聡志のキーボードが奏でる「青いエアメイル」。歌い終えたユーミンは深々と一礼後、ガッツポーズだった。ツアー初日の無事成功されたのと、残り79公演に対する意気込みを、ガッツポーズから感じた。
終演後の会場内でのシーン |
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終演後のPA席
- あちらこちらでスタッフ同士が満面の笑みで握手をしあっていた。その光景に遭遇でき、初日の幕が無事に開き成功したんだなと感じた。