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福岡公演 |
ししゃもさん |
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今までのシャングリラの中でも、本当に無駄の無い、あっという間の2時間半でした。楽曲の地味さも気になりませんでしたし、むしろ改めて、今まで自分が聞き流していた曲の良さに気づかされたことも大きな収穫だったと思います。ストーリーに沿った展開で「魅せるショー」的な演出は、ややもすればユーミンの存在感よりもアクターの方々の演技と、大掛かりな舞台装置の奇抜さに目を奪われてきたTやUと異なり、(→これまでは個人的にそう思っていましたが…)改めて「ユーミンの楽曲ありきで成り立っているんだ」と再認識できたように思います。観客誰もが知っている受ける楽曲よりも「芸術性の高さの追求と表現」という、いい意味でのこだわった内容、世の中に提供した自分の作品に「捨て曲なんてないんだ」という絶対的な自信。だからといってユーミンサイド自分自身のために行なわれているステージでは決して無いという事、あくまでも観客の為、だからこそ、あれだけ大掛かりなステージを全国に持ち歩いているんでしょうね。
ここ数年、歳のせいか、必ず「涙腺ウルウル」な場面がありますが、CARRY ON では僕もやられました。ユーミン、ありがとう 日本を代表する最高のエンターティナーです。後は東京公演を残すのみですね、皆さん、どうぞ楽しんできてください。
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