ユーミン 松任谷由実 大好き!神戸っこ

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管理人レポ 2月18日千秋楽


1981年にスタートした冬の定番「SURF&SNOW in Naeba」、苗場プリンスホテルでのリゾートコンサートが定着して今回で34回目を迎えます。
こちらでは、ユーミン苗場2014のSURF&SNOW in Naeba Vol.34、2月18日千秋楽の管理人レポを紹介します!

2月18日
岩原にあるイタリアン
岩原にあるイタリアン

12:00頃、今年も岩原にあるイタリアンに来れました。大雪や道路状況の中、お店のいつものメンバーの方にお目にかかれてホッとしましたね。

クワトロフォルマージュ
クワトロフォルマージュ

オープンから18025枚目。今年確か、30周年記念だったと記憶しています。おめでとうございます&いつも美味しいお料理をありがとうございます。
最後に毎年のご挨拶「また来年!」とお店を出ました。

20時頃の苗場
20時頃の苗場

この状況の中、たった今プリンスホテルに到着の方、今向っている方。皆さんで今日の最終日、楽しみたいですね。 色々あったが、苗場の最終日がやってきた。
ブリザーディウムロビーには、人ひとヒト。いつも以上に盛り上がっているように感じられる。オーディエンスそれぞれに、色々とあったからだと実感。
会場に入ると各ブロックでは、久しぶりに再会した喜びの声などが聞こえてきた。
着席したが、前後左右は何か異様な雰囲気であった(笑)

  • 21時36分暗転になり

    • そして、宇宙船が不時着したとき緊急になる非常ベルが鳴り響く中、メンバーとコーラスが入ってきてスタンバイ完了。ベルが鳴り終わった瞬間、大きな音とともに花道よりユーミンの登場。オーディエンスの悲鳴にも似た歓声と拍手の中、ここは最高潮に盛り上がる瞬間。
      1曲目「COBALT HOUR」の間奏は、音で会話をしているような光景が見れた。小野かほりのパーカッション、ステージに上がっての市川祥治のギター、同じく伊勢賢治のサックス、中川雅也のギターの順番で演奏。久しぶりのいつものメンバーの間奏であった。

      『苗場へようこそ!』の後、カウントダウンを始める。上からのスモーク!2曲目「LOVE WARS」が始まるのだが、中盤には、松岡奈穂美・今井マサキ・須藤美恵子の3名が一人ずつステージへあがり、ロボットのようなダンスを披露。終盤は市川祥治のギター。時々ユーミンにアイコンタクトをおくる顔が、カッコよかった。

      市川祥治のギターで始まる3曲目「メトロポリスの片隅で」。中盤のユーミンのステップは、とても可愛かった。「わたしはシングルガール♪」のポーズでは、センターステージの良さを活かして一つひとつのブロックにポーズを決めていたのは、非常に印象に残った。34回目の苗場が終わってほしくないような表情をされていた。そして久しぶりに聴く市川祥治と中川雅也のツインギターが、やけに心を突くのであった。

      武部聡志のキーボードで始まる「I Love You」は4曲目。振付はY MODEで採用。オーディエンスにはあまり浸透していなかったのか、一緒に振付をしている光景は少なかったように感じた。間奏には伊勢賢治のサックス、乾いた音が何とも魅力的であった。終盤にコーラス3名がせり出しに移動。須藤美恵子の高い声が、何とも可愛かった。終盤では、ステージへあがっての伊勢賢治のサックスパフォーマンス。
  • 続けて5曲目「ルージュの伝言」

    • 前曲と同様、セリだしを使い各コーナーをユーミンとコーラスがツイスト、オーディエンスに向けてサービス!ユーミンにツイストダンスをされながら、ウィンクされているオーディエンスも!

      曲調が変わり6曲目「何もきかないで」。小田原豊のドラムがやけに響く。力強くたたくが、優しさが感じられて心地よかった。途中、市川祥治・田中章弘・中川雅也が、セリだし途中の階段でスタンバイしながら演奏。

      ユーミン一礼後『あらためて、こんばんは!苗場ブリザーディウムへようこそ!いよいよ今日は最終日だよ。いろいろありましたね。雪で中止とか、振替公演とか、イマージェンシーでそのときやったミニライブとか。この歳で・・・。といってもまだまだだけど。〜色々なことがあるものです。今日も道路は駄目みたいです。(オーディエンスから色々と声をかけられる)〜リクエストコーナー以外ノンストップでいきますが、皆さんも年齢のことを考えてね!〜では気を取り直して次の曲を。』

      MC後、武部聡志の奏でる優しい音色のキーボード。「ジャコビニ彗星の日」7曲目のライティングは、ブルーで宇宙を表現。雰囲気が良いのか、涙ぐむオーディエンスがいた。小田原豊のドラムシンバルが、静かに響いて終了。
  • この雰囲気の中、伊勢賢治のサックスで始まる8曲目「誕生日おめでとう」

    • 小田原豊のドラムが、心地よく響く。公演には関係ないが、今日来れなかった2月23日誕生日の友人のことを思い出した。岩原のイタリアンで誕生日会の予定であったができず、今日も来れず。でもユーミンが、歌ってくれている。この曲が最高のプレゼント!その光景を想像していたら、終盤の伊勢賢治のサックスに心打たれた。

      メンバーとコーラスが一旦退場する中、ユーミンは『さてここからは、苗場リクエストコーナー!』と高々に声をあげると同時に、オーディエンスの大きな拍手。今日のお題は【これが原因で別れました】
      まず1人目は、Cブロック後方付近で手の上げ方が特徴のある40歳代女性。
      ユーミンがその女性をステージに上げると『よく管理されていますよね。女将さんみたい(笑)あ〜!ひょっとして知っている人かもしれない〜?』それはディズニーシーでの公演のとき、イタリアンレストランのトイレで会った人だとの勘違いだった。話は10分近く弾んで、リクエスト曲は「潮風にちぎれて」。
18日リクエストコーナーお題
18日リクエストコーナーお題

2人目はHブロックあたりのメガネをかけた男性。
指名されたとき連れも一緒にと懇願されたが、それは話の内容によってと一旦却下。登壇してユーミンが『そこでリクエストは?』というも、あくまで連れを上げてほしいと懇願。リクエストは「ナビゲイター」で、5年ほど前に年下の元妻と別れ、今は年上と再婚。その2人は、20歳ぐらい差があるとのこと。 別れた理由は「きもい!」と云われたそう。そしてユーミンは、連れの今の奥さまを登壇させた。ユーミンは機転をきかして、オーディエンスから2人への質問コーナーに変えた。いうまでもなく大うけであった。

3人目はEブロックからの男性。登壇するも話の内容が今ひとつだったので却下。北海道の富良野に移住された方で、後で分かったのだが友人の友人であった。うちの掲示板にも書き込みをされる方であったが、残念であった。

実質4人目になるのは女性。教員であったこの女性は、離婚経験者。娘3人の2人目の子供が小学生だった時、その担任を好きになって付き合ったとのこと。リクエストは「気ままな朝帰り」。「父親が〜♪」の歌詞のあたりは、ユーミンが涙ぐんでいたようだった。
やはりそうであったよう。『ありがとう。もう死んじゃった自分のお父さんのことを思い出しちゃった。〜』と可愛いユーミンであった。

  • リクエストコーナー終了後のMC

    • 『苗場のリクエストコーナーは、やばいよね。素が出るんですよ。こんな頭をしててもね。〜今日のリクエストというか今年のリクエストはこれまで。といいたいところなんですが、リクエストと言えばハガキ〜』で、コーラス3名がユーミンと入れ替わる。このコーナーって、毎回ハガキの内容が違うそうだ。

      12曲目「Valentine's RADIO」で花道から登場のユーミン。今回の衣装のギンガムチャックのパンツルック。その後姿は、抜群のスタイルだった。コーラス3名はそのままステージで、途中セリだしへ来るのだが生声が聴こえてきた。序盤と終盤に、伊勢賢治のサックスが入る。最後にハガキがちぎれ舞い散るのだが、タネはわからない。

      暗転になって武部聡志のキーボードから始まる13曲目「ノーサイド」。
      フルバンドの音が、宇宙の世界観を表現しているようであった。

      市川祥治のギターではじまる、14曲目「Your Eyes Are Magic〜終止符をおしえて」。
      シンプルだけどユーミンのカッコ良さがいっぱい詰まっているパフォーマンスであった。

      市川祥治のギターで始まった15曲目「やさしさに包まれたなら」。
      序盤にユーミンが小田原豊に近づき合図を送るも気づかず、再度合図を送ったときにユーミンとアイコンタクト。力強いドラムであったが、小田原豊のドラムには優しさがすごく感じられる。終盤には、ステージへあがっての市川祥治と今井マサキのギターで締めくくられた。
  • 15曲目終了後すぐに「青い船で」が始まる。

    • ライティングは、ブルーで宇宙がイメージされる。中川雅也のギターが、やけに心打たれた。

      武部聡志のキーボードのグリッサンドで始まった17曲目「満月のフォーチュン」。
      可愛い衣装の太極拳風のダンスは、可愛らしさをもっと増している。後半の間奏には、ステージへ上がっての伊勢賢治のサックス。ユーミンと一緒にダンスする、松岡奈穂美と須藤美恵子。最後に中川雅也がステージへ上がってのギター。いつものメンバーでの安定感が、よく出ていた楽曲であった。

      次は宇宙の世界観が集大成の18曲目「ジェラシーと云う名の悪夢」。
      赤のライティングが交互についたり消えたりで、宇宙のどこかでさまよっているような雰囲気。終盤の伊勢賢治のサックスが盛り上げる。

      小田原豊のドラムで始まる19曲目「天国のドア」。
      市川祥治・田中章弘・中川雅也は、最初からセリだしで演奏。この曲は、このメンバーが一番似合うと実感。間奏には、市川祥治のギター。いつもの笑顔が素敵だ。この曲の最後には伊勢賢治のサックスが入るが、乾いた音が何とも快感。

      本編最後20曲目「SWEET DREAMS」では、市川祥治・田中章弘・中川雅也・伊勢賢治はセリだし演奏。

      終了後、ユーミンを囲むようにメンバー・コーラスが輪になって手を繋ぎ一礼。大きな拍手の中、花道を下がっていった。
  • 長い長い拍手が続く中

    • 花道にスポットが照らされユーミン・メンバー・コーラスがやってきてくれた。カウボーイ衣装のユーミン、実にカッコいい!鳴りやまぬ拍手の中、『メンバーを紹介します!』とユーミンから、武部聡志、小田原豊、小野かほり、田中章弘、中川雅也、市川祥治、伊勢賢治、松岡奈穂美、今井マサキ、須藤美恵子の順番で紹介。『以上のメンバーでおおくりしました!』と深々と一礼。
      アンコール1曲目「中央フリーウェイ」が始まった。ユーミンはかみしめて歌っているようであり、オーディエンス一人ひとりに語りかけているように感じられた。間奏に入る中川雅也のギターが、感傷的になる気持ちを増してくるような演奏であった。

      続けてアンコール2曲目「DESTINY」。
      松岡奈穂美・今井マサキ・須藤美恵子・小野かほりがステージへ上がり、ユーミンと一緒にいつもの振付。それをオーディエンスも真似るという、いつもの光景。ここに触れられるだけでも、苗場最終日である。間奏に伊勢賢治のサックス、終盤に市川祥治・田中章弘・中川雅也・伊勢賢治がステージへ移動し演奏。センターステージにたつアーティストが、より身近に見えるようだった。

      演奏後メンバーは円になってその中心にはユーミンがいた。深々と一礼するメンバーとコーラス、ユーミンは大きく手を振ってステージをあとにされた。
      そして場内が少し明るくなりアナウンスが「以上を持ちまして本日の公演は全て終了しました。」が、オーディエンスの拍手と歓声にかき消されるように聞こえてくるのが妙に寂しく感じられるのであった。

      そして再び、ユーミン・メンバー・コーラスが登場!
      『どうもありがとう!とうとう今年の苗場も終わりですね(涙ぐんでいるよう)。あっという間だった。今回は完璧にショーを作ったつもりでも、やっぱり完璧ではありませんでした。〜普段はおだやかなスキー場であっても、今回は違ったような気がします。〜たかがこんな小さなライブでもね。〜このシーズン、私たちは必ずここにいて皆さんを待ちたいと思います。来年もぜひここでお会いしましょう!今日は、今年は本当にありがとう!』
      アンコール3曲目「BLIZZARD」がはじまった。普段ならいつもの振付が自然に出るのだが、ユーミンのMCのメモを取りながらそれを胸の中にしまいきれず涙していた。このMCは、34回目の苗場を象徴するようなものであったと感じる。だからステージ上のユーミンとオーディエンスの一体感は、例年以上にない凄いパワーとなったものだった。
  • 演奏後、ユーミンは出し切ったように

    • オーディエンスに手を振って花道を下がっていった。
      しかしここは苗場。オーディエンスはわかっている。気持ちを込めて拍手をおくれば、もう1曲はあると。
      そしてユーミンは、武部聡志と出てきてくれた。オーディエンスの気持ちを知ってか知らぬかそれはわからないが・・・。武部聡志もユーミンにオーディエンスに拍手している。
      涙ぐみながら『ありがとうございました。必ずまたお会いしましょうね。〜ていねいにかみしめて次に進みたいと思います。』のあと、武部聡志の奏でる「経る時」。この歌を聴くと、もう目の前には春が来ているんだと思う。厳しい冬だったから、余計に感じる。歌い終えたユーミンは『ありがとうございました』と、花道を下がっていかれた。だが苗場最終日は、これで終わるはずがない。オーディエンスはもう1曲を求めて、拍手をやめない。場内アナウンスが入れば、余計に力となってくる。

      そしてユーミンと武部聡志が、三度登場。『みんな優しいよね。ちょっと欲張りだけど(笑)〜今日は特に心を込めておおくりしたいと思います。』の直後、武部聡志の奏でる「春よ、来い」。多くのオーディエンスや多くの日本国民が、この曲に救われたことだろうと感じながらブルザーディウムで聴けた、34回目苗場最終日の最後の曲であった。
ブリザーディウムロビー
ブリザーディウムロビー

終演後午前4時ごろ、展示車が撤去されていました。

本館フロント前
本館フロント前

終演後午前4時ごろ、ひっそりしています。約2週間賑やかだった苗場プリンスホテル。祝い花も、朝撤去されるのです。

展示車
展示車

この光景を見たときは、本当に34回目のユーミン苗場が終わった瞬間でした。

高崎駅
高崎駅

2月19日(水)14時頃、こちらは確か高崎駅だったと思います。まだまだ厳しい状況ですが・・。月夜野インター付近にある銀の月さまには、今回おじゃまできませんでした。35回目苗場がある(たぶん)2015年には、必ず参ります。

以上が、最終日公演レポとなります。最後までお読みいただき、ありがとうございます。管理人本人とご愛読者さまの協力のもと、メモと記憶によるレポです。多少の表現の誇張などがあったり、MCの全てが記録できませんので内容の繋ぎがわかりにくい箇所もありますがご容赦ください。

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