立川氏から簡単に現在のユーミンの状況を説明。 当然?ニューアルバムの話になったが、峠を越して全体像が見えてきたとユーミンから心強いことばがあった。 その後、シャングリラVの話があり「Happy Birthday to You〜ヴィーナスの誕生」の映像(DVD)を観た。歌を視覚化しているとユーミンと立川氏。 シャングリラ製作の経緯を立川氏が質問したところ、サーカスの演出をしてほしいと関テレから依頼があり、楽曲が一番大事だとの正隆さんの考えがあって、自分が出演することになったとユーミンから説明があった。 またユーミンは、楽曲製作方法を「カメラの中で詩を回しているような感じでつくっている」とその一部を紹介。
そしてまたシャングリラVの「時のないホテル」(DVD)を鑑賞。立川氏より、この楽曲を「ブリティッシュな感じがする」と評価され、「アートスクールしていた(立教女学院時代)60年代の影響がある」とユーミンからの答え。 そして、ミュージックビデオの80年代そのままの「時のないホテル」を鑑賞。今もなお、新鮮さがあると立川氏の評価。
そして、楽曲製作の話に。 ユーミンは、「創りだすとこうでなくてならないと思う。自宅録音になりクオリティが追求できる」と楽曲製作のときは妥協無しと感じられた。
そしてまたDVD鑑賞に。 Love The Earthの話になりピアノ6台での演奏があった「春よ、来い」の話題になった。このとき、本日の聞き手の立川氏がプロデューサーであった。
ここで立川氏からテーマである「歌が生まれるとき」に話題を。「春よ、来い」は3番を先に創り、ピアノでさびを夫の正隆氏が創ったとユーミンが製作話を披露。詩とメロディーの構造が大切であり、どのような母国語であっても楽曲自体のブレは無いとユーミンも立川氏同意見であった。
そして「Friends of Love The Earth」のラップ曲をDVD鑑賞。先ほどのブレの無い楽曲の話の続きになるが、他国との話の融合性と楽曲がアグレッシブに働いたとユーミンと立川氏から説明があった。確かに、聴いていて違和感は無いと思った。