ユーミン 大好き!神戸っこ ユーミン 大好き!神戸っこ

ユーミン 苗場 2024 管理人レポ 2月19日 最終日
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ユーミン冬の定番「SURF&SNOW in Naeba」。2024年、Vol.44の開催が決定しました!

新潟県・苗場プリンスホテルにて、2024年2月5日(月)から19日(月)まで全8公演開催。

こちらでは、SURF&SNOW in Naeba Vol.44、ユーミン苗場2024の管理人が鑑賞した最終日の2月19日レポをお届けします。

【2月19日(月)最終日】
最終日目覚めの苗場

目覚めは12時頃、苗場の朝に当たる時刻。今から朝食を取ると言う、この上無い贅沢な時間だ。

しかし、外はあいにくの雨だった。

苗場プリンスホテルの川側
ボーセジュールでのオリジナルディナー

そして今日のイベント、ディナーに行く時間となる。こちらはあらためて、別のコーナーで紹介させていただくことにする。

オリジナルディナーのメニュー
 
お祝い花
 
本館フロント前に飾ってあるお祝い花。最終日に再確認すると、合計32基となっていた。圧巻!
株式会社ハンズオン・エンタテインメント

ユニバーサルミュージック合同会社
株式会社コーセー
株式会社西武ホールディングス
東京工科大学

ミライラボバイオサイエンス株式会社
東京銀座ウェルネス&エイジングクリニック

株式会社スパイスジャングル
三国リゾート株式会社キャシーズ・イン

一般社団法人冬季産業再生機構
桶熊隆夫(様)
ラ・ロカンダ・デル・ピットーレ岩原
湯沢町
広島グリーンアリーナ

JUSTIN DAVIS
株式会社フジパシフィックミュージック
株式会社ミュージックバード

FMヨコハマ
TOKYO FM「Yuming Chord」

株式会社ニッポン放送
WOWOW

TSSテレビ新広島
MUSIC STATION

MUSIC FAIR
株式会社フジテレビジョン

日本テレビ放送網株式会社
NHK SONGS

goen°森本千絵(様)
山口一郎(様)

JUJU(様)
株式会社大和証券グループ本社
開場から着席まで

20時20分、開場となったのをY-topiaで知ることになる。3人の友人は生配信で鑑賞、友人と私の2人は会場で鑑賞する。そしてPA席付近にあるカメラを意識して、入場した。映ったのだろうか?

入場してから用を済ますため、再入場カードをもらった。トイレあたりから見る入場の状況だが、不正取引チケットを確認するため、何かをチェックしていた。

今日の自席は、下手ブロック後方だが、センター寄りで一段上がった席。ステージ全体が良く見える席だ。

最終日 入場の様子
  • 2月19日 最終日本編前半の気づき

    • 20時55分、場内アナウンス。

      21時2分暗転、4名のスタッフがステージ上にドローンを置いた。しばらくして背景の映像に、宇宙のようなものが映し出される。『Because…Because…Because…』と会場中に響く中、サポートメンバーが登場。そして『I Love you…』と。 同時に16機の小型ドローンが赤く光りながら、UFOのようにステージ上に浮遊し停止。

      1曲目『無限の中の一度』イントロがスタートしたところ、ステージ下手からユーミンが登場。コーラスの「どんなに短くても~~決して悔やまない♪」で、ドローンの色が赤から白に変わり、16機が一斉に周りはじめるのだった。観れば観るほど、カッコいい演出だ。



      2曲目『星になったふたり』

      「思わず耳ふさいだ♪」直後、ユーミンは上手でオーディエンスに向けて手を振るのだった。



      4曲目『I Love You』

      コーラス佐々木詩織と今井マサキが、「Everybody says ひどいやつ♪」「Everybody says 無駄なこと♪」を二人で歌唱する。このときの佐々木詩織の表情が、なんとも可愛いかった。



      4曲目『I Love You』直後のMC直前、凄い拍手と歓声が長く続いた。

      「あらためて44回目の苗場へようこそ!そしてキャリア51年目の初めてのライブへようこそ!今日は最終日だから、燃え尽きるまでやるよ!最後まで付いてきてね!」と最終日のみのMCだった。



      7曲目『一緒に暮らそう』

      「長いこと探したの♪」で、佐々木詩織のパーカッションが入った。その楽器名がわからず・・・
  • 2月19日 最終日リクエストコーナー1人目

    • 7曲目終了後に「どうもありがとうございました。ここからは苗場名物リクエストコーナー!(オーディエンスが座る座る)あっ!すっかりお作法をお分かりのようで。~」今回も3名のリクエストに応える。



      1人目は下手側からのご指名。

      ワイン色のポロシャツを着て眼鏡をかけた方が指名され、リクエストしたのは『白日夢』。今回も既にやったということで、却下された。

      次の方がリクエストされたのは『遠い旅路』。

      黒のグッズTシャツを着て不思議な重ね着の横浜から来られた女性は、苗場5回目だという。 初めて苗場にきたときは、ユーミンが近いと感じたそう。だがその言葉に反応されたのか、ユーミン自らその女性に顔を寄せてきたので、女性はもちろんだがオーディエンスもビックリのシーンだった。「血を吐くくらい♪」とは、どんな思いをして歌っているのか?と思ったそう。ユーミン曰く、『五瓣の椿』(ごべんのつばき)という時代劇の主題歌だった。その時代劇は、娘がかんざしで刺して血を流したのをいいなと思って作ったそう。(※実際は山本周五郎の小説『柳橋物語』を脚色したTBS系時代劇ドラマ『おせん』の主題歌として制作されたが、使用されなかった)

      歌唱前に最前列のオーディエンスに指さしされていた。

      歌唱後に話されたことは、割と初期にこの曲を苗場で演ったとき、(ユーミンの)知り合いが楽屋にやってきて検索して作家を教えてくれた方がいたそう。「そういう人嫌い!」で、それ以降は会っていないと爆弾発言。



      歌唱終了後に、1回しか言わないからということでプレゼント紹介があった。

      雪肌精、マニピュレーターの山ちゃん(山中氏)から桃のサイドビジネスでやっている鉢植え引換券、松任谷正隆氏プロデュースのアンダーウェアの素材を使用したボール(moffn)、リフト券付きユーミンの名刺

      moffn紹介後に、突然moffnを会場に投げ入れるユーミン。受け取ったオーディエンスがサインがしてあることに気づき驚かれると、「サイン如きで喜んでいただけたら嬉しい!」とユーミン。
リクエストコーナー2人目は・・・
    2人目は真ん中のブロックから。

    『A HAPPY NEW YEAR』のリクエストには、ユーミン自ら「しーん」とオーディエンスの代弁、「何も苗場で聴かなくても」とのことで却下。



    次にぐうぱしている方の隣の方を指名、蛍光グリーンを着た方とユーミンが云われた。私と隣の友人は?状態だった。そしてリクエストは『届かないセレナーデ』。通路を通る姿に、場内の一部から悲鳴が聞こえた。そして私と隣の友人が、その姿にビックリ!そう、私たちの友人だったのだ。



    ステージに上がった友人は、ひときわ目立つのだった。埼玉県で生まれたみれいですと極めて冷静だった。直後、「みれいちゃん!」と声を出したのは私だった。その声に反応されてユーミンは、知り合いが来ているの?と云われた。しかしみれいさんの友人で美羽(みう)さんが悲鳴を発し、舞台上からみれいさんが「お黙り」と喝を入れるのだった。ご自分で云われたのは、初日のリクエストコーナーで「みわさん!」とやはり友人が指名されたときに、会場から声を掛けたのですとユーミンに説明。



    『LOVE WARS』の高校生のときから、恋人と来たかった苗場。トレンディでバブルを経験したかったのが、リクエスト理由だった。歌唱前ユーミンは、「自分でも好きなんだよ」と始まった。

歌唱後「ありがとうございます。私の曲の中で、一番アーバンな部類に入る。」とユーミン。そして一緒に来られた美羽(みう)さんもステージに招かれ、一緒にカメラに収まった。3人が並んだとき「私まで女装に見える、あとで大集合で部屋呑み」と特別総支配人のユーミン。名刺を10枚欲しいと云われたみれいさんに、大盤振る舞いのユーミンだった。

なんか、自分のことにように嬉しかったし幸せな気分にさせてくれた。もちろん終演後、大集合で部屋呑みだった。

リクエストコーナー当選プレゼント【みれい様から画像提供】
  • 2月19日 リクエストコーナー3人目

    • 3人目は上手から、今年最後のリクエスターになる方・・・

      まずはグレーっぽい眼鏡をかけた方が『恋のスーパーパラシューター』をリクエスト。武部聡志氏とのキーボードに合わないとのことで却下。

      次は白いTシャツの男性がリクエストしたのは『白い服、白い靴』。ステージに上がるや否や、ユーミンはその男性の歩く真似をされ、オーディエンスの笑いを誘った。埼玉から奥様と来られ、苗場は8回目。

      男性はリクエスト曲を、よく聴いていたと。奥様は歌詞の一部に引っかかったとのこと。ユーミンから「女性に振り回されたことがある?」と聞かれ、記憶から探すリクエスター。「無理に探さなくてよい」というユーミンに、オーディエンスは爆笑だった。ご主人とお揃いのツアーTシャツを着た奥様が、ステージに招かれた。そして女性の気まぐれの歌だと始まった楽曲。

      曲終了後「曲を作るのが先なんですが、去年亡くなりましたがバカラックみたいな感じでやりたかった。そのアイデアが浮かんで良かったと思った曲でした。」とリクエスト曲の想い出を話されたユーミンだった。
  • 2月19日 最終日本編前半の気づき

    • 9曲目『ピカデリー・サーカス』

      右手にステッキを持ったユーミン、ライティング、サポートメンバーの演奏の姿など、何もかもが合致してカッコ良すぎ。



      11曲目『Mysterious Flower』終了後のMC

      「どうもありがとうございました。じゃあ、このあたりで足腰休めてください。~~今回の映像は全てAIです。~さっきの写真で想い出も作れちゃうんですからね。~」少しドキッとするようなMCだった。



      13曲目『砂の惑星』

      背景のスクリーンには、AIで制作された羽を広げた天使の画が流れた。 今回のAIで制作されたメインの画なのか?



      16曲目『July』

      間奏の小林香織のサックス演奏、アレンジされていた?

      終盤のコーラスは、佐々木詩織・今井マサキ・小林香織の3名で。迫力ある3人でのコーラスだった。



      16曲目『July』終了後のMC

      「どうもありがとうございました。Julyという曲でした。座っていいですよ。~」 今回珍しく2回目の着席をお願いされるユーミンだった。



      17曲目『時空のダンス』

      ブルーのライティングを浴びる中、イントロが始まった。コーラスと合唱するユーミン、年季のある小田原豊が奏でるドラムス、終盤での遠山哲朗のギター演奏にはユーミンは指さし。どれもこれもカッコ良すぎた。



      19曲目『BLIZZARD』

      18曲目『天国のドア』の演奏終了後すぐにイントロが始まる。

      そのときユーミンは、両手をあげて手拍子をされていた。 23時6分、本編が終了した。
アンコールの様子

23時10分、下手にスポットライトが当たった。

左に前髪を流して後ろにアップするヘアスタイル、黒のノーカラーのレザージャケット、白のライブTシャツ(3Dロゴ)、黒のレザーパンツ、黒のブーツのユーミン。下手で両手を上げてそして上手でも両手をあげて、ステージに登場した。すぐに始まったMCで

「どうもありがとう!ではいつものメンバーを紹介します!~~」で、メンバー紹介が始まった。

グッズ売場入口近くにあるアイテムポスター
 
紹介が終わるとまたMC

「これで今年の苗場が終ってしまうと、めちゃくちゃ寂しい。これで戻るとレコーディング、長い長いレコーディングを経てツアー、その間にまた苗場。走っても走ってもゴールの無いトラックを走る続けているような気分です。でも走り続けられることは、本当に幸せ。そんな幸せを噛みしめながら、今年もトップスピードでいきますからね。今日は最後までありがとうございました。また会いましょう!」



そしてアンコール1曲目『破れた恋の繕し方教えます』が始まった。

2曲目『真夏の夜の夢』

終奏では、ユーミンは息があがっているようで、口が少し開いたままだったよう。
ダブルコールの様子

23時25分、下手にスポットライトが当たり、ユーミンと武部聡志が登場してすぐに二人で握手された。

その後、武部聡志はキーボードのある位置へ進み、ユーミンは手を広げて下手で一礼、上手でも一礼しセンターでも同じく一礼をされた。始まったMC

「本当にありがとうございました。今年も無事にできました。みんなが来てくれたから、頑張れます。みんな元気でいてね。ありがとうございました。」

武部聡志のキーボードから流れるイントロは『雪だより』。

静まりかえったブリザーディウムで、静かに聴くオーディエンスであった。

楽曲終了後、ユーミンは左手を高々とあげて「ありがとうございました!」と。下手へ向けて一礼、上手へ向けて一礼し下がっていかれた。

グッズ売場メノウクリームポスター
  • 2月19日 最終日トリプルコール

    • 流石は最終日、拍手と歓声が全然違う。23時30分、下手で深々と一礼するユーミンにスポットライトが当たった。マイク無しで「ありがとう!」と云われる口元がわかった。上手でも一礼され、手を振りながらセンターへ進み「ありがとうございました。」と深々と一礼されるのだった。始まったMC

      「何があってもできるだけ長く続けたいです。ありがとう!」

      直後に武部聡志の奏でるキーボードのイントロは『経る時』であった。この場所この時期にピッタリの楽曲、苗場では当たり前のように静かに聴き惚れているオーディエンスだった。

      終了後「ありがとうございました。また来年!」と左手を高々とあげて、下手へはけて行かれた。ユーミン自身から「また来年」と言われたら、ホッとするのだった。
クアドラプルの様子

トリプルコールが終っても、手拍子や歓声が鳴り止むことは無い。ましてオーディエンスみなが立って、手拍子が一つになった。その期待通りに下手から、ユーミンは手を振りながら登場してきた。武部聡志もだ。鳴り止まぬ拍手の中、MCが始まった。



「44回目か。今まで色々な最終日がありました。去年の最終日のほうが、寂しかったかな。50周年の真っ只中、祭りのあとがくるんじゃないかなという不安と、その先続けられるだろうかという思いがあって、また来年と言いながら半信半疑だったんですよ。今年はアルバムも作るし、~自分の希望、次なる自分は自分で生み出さなくてはね。ネクスト私を楽しみにしてください。アルバムを携えたツアーとなるから、一生懸命楽しんで作ります!待っててね。本当に温かいアンコールに応えさせてもらって、もう一曲。」

2月19日のチケット
 
会場に武部聡志の奏でるキーボードのイントロが響いた楽曲は、『卒業写真』だった。「開く皮の表紙♪」のあと、「一緒に歌って。」とオーディエンスに呼びかけた。

「あなたはときどき 遠くでしかって♪」でオーディエンスにマイクを向けると大合唱、ユーミンは涙で歌えなかった。「あの頃の生き方を あなたは忘れないで♪」「人ごみに流されて 変わってゆく私を♪」でもマイクを向けるのだった。そして最後の「あなたは私の 青春そのもの♪」で大泣きのユーミン、オーディエンスの大合唱で終了した。



「ありがとう!みんな元気でね!」で、左手を手を振りながら下手へ下がっていかれた。44回目の苗場8公演、全てが終了した瞬間だった。