こちらでは、50周年記念ベストアルバム完全限定盤アナログボックスの発売記念 最速試聴会&トークイベントの無料招待に当選した管理人がレポとしてお届けします。
「ユーミン万歳!」
2024年6月26日発売
最速試聴会&トーク開催の発表からチケット確保まで
「ユーミン万歳!~松任谷由実50周年記念ベストアルバム~」の完全限定盤アナログボックスが、2024年6月26日(水)にリリースされる。
そして6月に入っての3日、御茶ノ水 RITTOR BASEにてアナログ発売記念 最速試聴会&トーク開催の発表があり同時にチケット発売の情報が発表された。限定30名だが私の誕生日月だと言うこともあり、行きたい気持ち一心で申し込みにトライしたら確保できた。
そして6月に入っての3日、御茶ノ水 RITTOR BASEにてアナログ発売記念 最速試聴会&トーク開催の発表があり同時にチケット発売の情報が発表された。限定30名だが私の誕生日月だと言うこともあり、行きたい気持ち一心で申し込みにトライしたら確保できた。
入場チケット
6月8日試聴会当日
やはり公式サイトにあった通り、「ダイアモンドダストが消えぬまにーGOH HOTODA 2024 remix 」は、GOH HOTODA氏による約6分に及ぶ long mix club versionとなっており、他6曲も今作の為に制作されたミックス・マスタリングversionを収録。また、アナログ化に際し、新たにカッティング用マスタリングを施し、最適化された高音質盤をクリア・レッド・ヴァイナル仕様で商品化。こちらを含む裏話が聞けるかもしれないことだ。
お茶の水クリスチャン・センター入口
お茶の水クリスチャン・センター1F
開場前の状況
2024年6月8日快晴17時過ぎ、待つ方が誰もいなかったので、お茶の水クリスチャン・センターの中で待つことにした。しばらくするとノートパソコンを持ったスタッフが声がけをされて、右側の階段に整理番号順に並ぶように指示をされた。名前と人数の確認だけで、電子チケットQRコードの確認は無かった。
17時38分、開場の声がかかり会場となる御茶ノ水 RITTOR BASEに入るとセッティングされた椅子に前から順番に座っていった。
17時38分、開場の声がかかり会場となる御茶ノ水 RITTOR BASEに入るとセッティングされた椅子に前から順番に座っていった。
会場RITTOR BASEに続く階段
会場内のようす
会場内のようすは、入って一番奥に音響機材と左右にGOH HOTODAさんと制作ディレクター団野健さんが着席される椅子、オーディエンス用は横6席✖️5列の30席、一番後ろにYou Tube配信用カメラと配信スタッフ3名が待機されるスペース、ほか2席という配置だった。
RITTOR BASE 試聴会当日
開演までのようす
https://yukihirotakahashi
collection.com/
続けてGOH HOTODAさんが19歳のときに手がけたマドンナ「VOGUE」(1990年4月リリース)などのレコードジャケットを見せられ、あとでかけますと云われた。
https://www.suruga-ya.jp/product/~
●ジャネット・ジャクソン『Rhythm Nation 1814』(1989年9月リリース)
https://www.udiscovermusic.jp/~
●チャカ・カーン「The Woman I Am」(1992年4月リリース)
https://www.google.co.jp/~
続けてGOH HOTODAさんが19歳のときに手がけたマドンナ「VOGUE」(1990年4月リリース)などのレコードジャケットを見せられ、あとでかけますと云われた。
でも本音は、生配信中にかけて何秒でBANされるのか興味があると云われ、我々オーディエンスはビックリしたのだった。茶目っ気たっぷりの団野健さんは機材を指さし、「僕の家に来ているみたいでしょ」と言われオーディエンスを笑わせていたのだった。そして少し間をおいてオーディエンスから「ターンテーブルはどこのメーカーですか?」との質問に、「Technics(テクニクス)です。SL-1200 マーク5」と団野健さんの回答。
ターンテーブル
-
ここまで団野健さんからの貴重なお話が、約8分間あった。
そして本番7分前にGOH HOTODAさんが拍手の中、入場され上座の席につかれた。そしてGOH HOTODAさんの許可の元曲をかけようとしていたところ、団野健さんは「この針は90万円もするんです。」と云われたところ「いや、80万円です」とスタッフから訂正があった。そして団野健さんがレコードをかけられるのだが、12インチレコード制作のお手本となる内容だとGOH HOTODAさんが説明をされた。団野健さんの補足説明では、以前はコンピューターが無く全てマルチテープからの制作だった。1987年か1985年頃までこのような制作行程だったと説明された。
※レコードからCDに変わったとき
1988年2月21日、8センチサイズのシングルCDの販売が日本国内で発売されました。 CDが初めて販売されたのは1982年10月のこと。 当時は直径12センチでした。
そして団野健さんが「1987年のユーミンのアルバムは?」の問いに、女性オーディエンスが「ダイアモンドダストが消えぬまに」と回答された。お二人ともダイアモンドダストを知らなかったようで、「深海の街」アルバム制作時にユーミン自宅で検証されたとのことで、多くのシャンパンを使用したと裏話をされた。
終ったところで団野健さんから、オーディエンス30名のアナログボックス予約状況を確認された。話は全然変わって、松任谷家の犬ロイ君の行方不明になったことを話始められた直後に、本番開始の合図があった。
本番(開演中)のようす
https://www.youtube.com/
watch?v=o8qw91mmX_g&t=1525s
https://tubeaudio.exblog.jp/
33838308/
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19時32分、「音声切れました」とスタッフの声がかかりYou Tube生配信が終了した。
団野健さんが、ここからはGOHさんワールドに入ると言われGOHさんが持参されたアルバムで是非聴いてほしいものがあるといわれた。それはマドンナの「VOGUE」、ミックスされたのが日本人だと知ったときは衝撃的だったと。それに反応されたGOHさんは、「VOGUE」がきっかけでビデオを作りたいとマドンナ自身が言われたとネタバレされた。そしてマドンナ「VOGUE」、8分間の試聴が始まった。
聴いている間、アナログボックスを回してと団野健さんが、前列下手側の女性に渡された。順番に回っていく様子を見ていると、眺めるだけの方、色々な角度から写真を撮る方、側面を見て感心される方、いろいろな見方があるものだと感心させられた。楽曲は7分過ぎてから、団野健さんがフェイドアウトさせた。GOHさん曰く、楽曲にはメジャーコード、マイナーコードどちらも入れてあるとのことだ。
次なるレコードからは、ジャネット・ジャクソン「Miss You Match」(1989年8月リリース)を聴かせていただくことになった。 GOH HOTODAさん曰く、ジミー・ジャムとテリー・ルイス(楽曲プロデュース)の二人が曲を気に入らず最初は発表されなかったそう。 楽曲終了後にGOH HOTODAさん曰く、ダンスミュージックばかりやっている(ミックス)と駄目になるので、チャカ・カーンの仕事のしたと。プロデューサーはマーカス・ミラー、作品はグラミー賞を受賞したとも云われた。R&Bの仕事を続けていたがやはり駄目になると思い、次はジャズをやることになり再びマーカス・ミラーと一緒にやるようになった。デイヴィッド・サンボーン(サックス奏者、2024年5月12日死去)の最後のアルバムをやり、賞を取ったとのこと。
GOH HOTODAさんのスタジオに行くと、地下の階段の壁面にゴールドディスクがいっぱい飾られてある。団野さん曰く、本物のゴールドディスクを見たのは初めてである。凄い感動が、こちらにも伝わってきた。GOHさんは淡々と、2000年の頃に宇多田ヒカルさんと出会ったと云われた。興味深い話が満載のトークも終わりがやってきた。19時50分、國崎晋(RITTOR BASEディレクター)さんが終演を伝えた。
終演後余韻に浸りながら