ユーミン 松任谷由実 大好き!神戸っこ

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SURF&SNOW in Naeba Vol.33

管理人レポ

冬と言えば苗場、苗場と言えばユーミン。1981年にスタートした冬の定番「SURF&SNOW in Naeba」、50周年を迎える苗場プリンスホテルでのリゾートコンサートが定着して今回で33回目を迎えます。
ライブハウスのような距離感で歌いかけるユーミンのステージや、思いを直接伝えられるリクエストコーナーは苗場ならでは。今回もユーミン色に染まる苗場で一緒に盛り上がりましょう!これまで参加されたことがない方も、毎年恒例イベントとされている方も必見です!
こちらでは、ユーミン苗場2013のSURF & SNOW in Naeba Vol.33、8日目(最終日)の2月13日に参加した管理人レポを紹介します!

2月13日 8日目(最終日)
午前の苗場
  • 7:50、今朝の苗場は

    • 少し吹雪いています。もう千秋楽です。

  • 全公演のコンサートチケット。

    • 全部に参加された友人にお借りしました。羨ましい!

お昼のちゃんこ谷川
  • 12:00にちゃんこ谷川

    • ここのちゃんこは、最高!いつもありがとうございます。昨年のサインが、飾ってありました。

午後のある場所
  • ユーミンが苗場にいらしたときに

    • ゆっくりされる場所。チャイもお好きですよね。
      ここのおばちゃんはお歳87歳、お元気でなによりです。有難いお話、いつもありがとうございます。また来年!といつものご挨拶で。

夕方の苗場プリンスホテル内
  • 17:30、シャトレーヌの窓から見る

    • 夕方の苗場スキー場。少し吹雪いています。

  • 18:00、友人とまったりカクテル。

    • このあとに起こることは、全く予想していません。さて何が起こるんでしょうか?

開場のようす
  • Y MODEを見ていつもライブレポを書く気を失せるのだが

    • 今回は何とか見ずに書く気になった33回目の苗場最終日レポ。

      2013年2月13日最終日の21時15分頃、ブリザーディウムロビーには、溢れんばかりの人人ひと。今日は平日だが苗場の最終日は、ユーミンを愛するファンがいっぱい集まってくるのだ。33回目の苗場も同様だ。
      まもなく開演しようとするブリザーディウムに、吸い込まれるように入っていった。そこは超満員の会場、ステージは氷河期の洞穴のようなセット。上から氷柱が降りていたりと、リアルなセットだ。しかし今回の最終日は、異様であった。
      定刻開演の21時30分から20分経っても、開演しない。オーディエンスは、少しざわつきはじめた。PA席あたりの舞台監督岡野氏は、冷静に演出家松任谷氏の入場を待っていた。そして21時55分ごろ、暗転になった。33回目苗場の最終日開演だ。

本編前半
  • 前奏が続く中、メンバー・コーラスが登場。

    • 33回目苗場のテーマをMCする、ユーミンの声が会場を包む。そして、ユーミンは氷の女神のような衣装で登場。先ずは『Age of our innocence』。間奏に終奏に、力強い伊勢賢治のサックスが入った。そして待ちにまったオーディエンスが、立ち始める。
      2曲目『Man In the Moon』のはじまり。ユーミンは左に右にステージ狭しと、動きまくっていた。松岡奈穂美のコーラスの声色、伊勢賢治のサックスの音色がリズム感あってとても心地よい。そして、終奏の伊勢賢治のサックスパフォーマンスは見応えがあった。ラストは、女王ユーミンの姿であった。
      鳴り止まぬ拍手の中、「あらためましてこんばんは!33回目の苗場最終日にようこそ!(凄い拍手)今回のテーマは、氷の世界。と云っても、井上陽水ではありませんよ。33回で初の寒い世界。〜最後までどうぞ、楽しんでいってください!」とユーミンMC。

  • すぐに3曲目『Glory Birdland』がスタート。

    • 途中コーラスの振り付けを真似るオーディエンスもちらほら。この3曲目から8曲目まで、テーマ「氷の世界」に関連したキーワードが色濃く出ている曲が続く。
      4曲目『砂の惑星』のライティングは、洞穴の中の幻想的な感じにも受けた。ここは、2003年シャングリラ2の演出にも、似た感じがしたのは私だけ・・・。
      『吹雪の中を』の武部聡志の奏でる前奏、キーワードにはうっとり。そして終奏、伊勢賢治のサックスにはもっとうっとり聞き惚れていた。続きの曲に期待が大きくなった初日を、ふと思い出した。期待した曲は・・・歌いだしと武部聡志のキーボードだけには、心が乱れてしまった。曲は『星のクライマー』のアレンジバージョン。途中ユーミンにスモークがたかれ、リズム感のある曲ではなく静かな曲であるが、前半の要の曲なんであろう。『影になって』、衣装替え前にアレンジでちょっとリズムのある曲がきた。ここでも、伊勢賢治のサックス間奏そして終奏。その間、ユーミンが下手から退場。コーラスは、反対側から退場。

  • 前奏が鳴った途端、立ち上がるオーディエンス

    • センターから出てくるユーミンとコーラスに、大きな拍手と声援。センターに位置したユーミン、ミニスカートに赤と黒が混じったタータンチェック柄のベストの出で立ち。とっても可愛いユーミンである。 ユーミンとコーラスの踊りの位置が、歌いながら交互に変わる「SUGAR TOWNはさよならの町」だ。思い過ごしかもしれないが、踊っているユーミンの顔つきは必死。氷の女神というより・・・。曲終了後参加した初日と違うのは、コーラスが退場し武部聡志が残っていた。大人の事情があってのことの、演出変更だった。

リクエストコーナー
  • 何十回も耳に入ってくるユーミンの一言だが

    • 「どうもありがとうございました。さてここからは、苗場名物リクエストコーナー!」、いつもここではスイッチが入るのだが、オーディエンス皆同じだ。もちろん、挙手したのを当ててもらいためだ。 「さて最終日です。濃い人も出てきました。ここでしみじみ良いエピソードを頂いて、〜今回は挙手でリクエストを募っています。リクエストのある方は、手をあげていただいてその場でリクエスト曲を云ってもらいます。〜写真を一緒に撮りますよ!(大きな拍手)ではこのコーナーになくてはならない人物を、紹介したいと思います。音楽監督武部聡志!〜では、こっちの方から行こうかな?」と左から行こうとしたユーミンであったが、そこはご愛嬌で右に行ってしまった。

  • リクエスト1人目は夕方シャトレーヌでまったりと一緒にのんでいた友人だった・・・

    • 「〜柱に近い、一番遠い人がいいかな?でも両手挙げてるあなたでもいいや。〜遠目から見ていると伊達君子似のあなた!」「LAUNDRY-GATEの想い出!」と云うや否や、オーディエンスからは悲鳴?や驚きの声が聞こえてきた。そして登壇した人物は、なんと我々の友人であった。
      私は友人が当たったことの嬉しさと興奮のあまり、メモを忘れてしまっていた。しかし思い出して書くことにした。間違っていたら、申しわけない。彼が登壇した瞬間、不思議だったのはユーミンの優しい顔がわかった。
      ユーミンに苗場の参加回数を聞かれ、28回・・目からとためて云ったしまったためオーディエンスから驚きと笑いを取っていた。ここでインスピレーションみたいなものが私は感じて、いける!と思ったのだ。ユーミンは、なぜか友人の住む街のことを尋ねたり語ったりしてくれていた。理由は、「あなたを見ていたら、地図を思いだした。」「〜町人というより、おかっぴきみたい」とオーディエンスの笑いを誘っていた。そしてリクエストの理由を聞かれて友人は語り出した。恋愛話ではないのだがユーミンはその話をじっくり聞いてくれ、しかも程よい質問やランドリーゲートの説明もしてくれた。その近くに住んでいた親友が亡くなられたことも。「〜親友なんですが5年前に亡くなってしまって、リクエストいただいたんで供養になって。来てくれるかもしれないので、彼女のことを思い出しながら歌いたいと思います。〜」と約7分のユーミンと友人の会話の後『LAUNDRY-GATEの想い出』が歌いだされた。
      1番目が終わる前に、ユーミンが武部聡志に逆巻きの合図。凄いことにフルコーラスで歌っていただいた。隣にいた友人と私は顔を見合わせて、幸せのひとときを感じていた。

  • 曲終了後、メノウクリームのプレゼントには

    • 「〜誰か女性のお友達にあげてください。」と「〜あっそう!今日は何人でいらっしゃいましたか?」指おり数える友人は、「10人ぐらいですか・・・」「嬉しい〜!じゃあ名刺、10枚あげちゃお!」となんとも優しいユーミンであった。
      最後にユーミンとのツーショット写真撮り。終わって武部聡志に握手、ユーミンに握手。オーディエンスからたくさんの拍手を貰っていた友人であった。

  • リクエスト1人目が友人で強烈であったため

    • あとの方はさわりだけに。
      2人目はユーミンの言葉を借りると、「コンパニオン臭」のする女性は『届かないセレナーデ』。
      3人目はユーミンの言葉を借りると、「人類のミッシングリンクみたいですよ!」の人は『8月の日時計』。

本編後半
  • コーナー終了後のMC

    • 「今年はしみじみモードで、私自身もリクエストコーナーの幕を閉じるという感じですけど、今年のリクエストコーナーこれにて!どうもありがとうございました。〜」バンドメンバーとコーラスを呼び入れるユーミン。
      続きのMC「ところでシンガーソングライターなら必ず受ける質問なんですけど、歌は実体験ですか?と私も死ぬほど聞かれてきました。いつも言うんですね。本当だったら身が持たないよ。〜とは云うものの、リアルな手触りと想像を織り交ぜながら作ります。〜次にお贈りする曲は一見ファンタジーのようで、珍しく限りなく実体験に近いです。では聴いてください。」と後半の曲『未来は霧の中に』が始まった。間奏の伊勢賢治のサックスが、より実体験のリアリティさを増している。『Northern Lights』も同様。

  • さてここから日替わりが2曲続くが

    • 最終日は何がくるかわからない。
      始まった曲は『灯りをさがして』だがBパターンなのか?次は『NIGHT WALKER』、Bパターンだ!日替わり両曲とも伊勢賢治のサックスが入るのだが、前曲は優しく後曲は力強い音色であった。個人的に『NIGHT WALKER』には、思い出がいっぱい詰まっている。リクエストコーナーで披露したい。

  • 本編最後のMC

    • 「どうもありがとうございました。NIGHT WALKERをおおくりしました。(ユーミン!と会場からの声)そして去年から今年にかけて、ご存知の方も多いかと思いますが私は本当に色々と新しいことにチャレンジしてきました。〜思い出しても目が回るくらいでした。どれかご覧になった方は?(大きな拍手)40周年なんて通過点にすぎないわけで、いやでも人生は続いていきます。リタイアするのも自由だし、続けるのも自由。〜ではこの曲をお贈りしたいと思います。」
      そして『Sign of the Time』が始まった。途中オーディエンスは、コーラスとの振り付けを合わせていた。この曲の間奏、サックスの伊勢賢治、ギターの市川祥治が入り後奏には市川祥治のギターで締められるので迫力満点だ。次の『リフレインが叫んでる』も同様だ。

  • 曲終了後、宮田繁男のドラムソロ。

    • ライティングとの兼ね合いが、ドラムの迫力さを増していた。そして始まった曲は、『もう愛は始まらない』。この曲では、ユーミン・コーラス・オーディエンスで一緒に振り付けをするところがある。その一体感が心地よい。
      続いて『破れた恋の繕し方教えます』、リズム・迫力とも最高潮にという曲が続いて、本編最後は『BLIZZARD』。前奏でセンターにユーミンが立ち、横から吹く風になびくロングヘア、33回目もカッコよかった。ステージのユーミンとコーラス、そしてオーディエンスが一体となる振り付けは、ユーミンファンのお決まり。今年もこれが皆とできることに感謝。
      最後はステージセンターに、ユーミン、メンバー、コーラスと横一列になって手をつなぎ深々と一礼。ユーミンはマイク無しで「ありがとう!」と退場していった。本編終了だ。

アンコール
  • アンコールを求める拍手が鳴りやまぬ中

    • オーディエンスの熱い声援にこたえてユーミン登場!そしてメンバーとコーラスもだ。
      ユーミンは出てくるや否や、マイク無しで「ありがとう!」と。マイクでも「ありがとうございました。」。
      直後にメンバー紹介が始まった。紹介と同時に、メンバー各々の音だしもあった。因みに、紹介順番は次の通りだ。宮田繁男、小野かほり、田中章弘、中川雅也、市川祥治、伊勢賢治、武部聡志、今井マサキ。そして「須藤美恵子、松岡奈穂美オンコーラス!」と告げると、2人はバックセンターに立っていた。
      アンコール1曲目『恋の一時間は孤独の千年』の始まりだ。赤いドレスに身を包んで踊っている3人は、なんともカッコいいのだ。須藤美恵子が笑顔で踊っているのが、強烈に印象。間奏・後奏に小野かほりのパーカッションは、激しかった。

  • そして間髪いれずに『真夏の夜の夢』が

    • 小野かほりのパーカッションでスタートする。3人でリズムよく踊っている姿に、何かふとよぎるものもあった。それは今日で苗場が終わってしまうという現実だ・・・。この曲の間奏には、センターで中川雅也のギターソロがある。中川雅也ファンには、たまらないだろう。最後の3人の決めポーズは、たまらないほどカッコよかった。
      曲終了後、ユーミン・メンバー・コーラスがセンターに集まり横一列になって一礼。オーディエンスに手を振りながら下手へ進んでいく。そしてユーミンは、最後に退場していった。

ダブルアンコール
  • 直後からダブルアンコールを求める凄い拍手。

    • 公演終了を告げる場内アナウンスが、かき消されるぐらい大きな声援と拍手が続く。 そして出てきたのは、ユーミン!なんとメンバーとコーラスもだ!オーディエンスからフルバンドだ!と、各方面から聞こえてきた。
      センターに立ったユーミンは「本当にありがとうございました。いい33回目でした。年齢との戦いだけど、みんなが一緒にいてくれるから(拍手)来年も是非会いましょうね。」そして『雪月花』のイントロが優しくなった。直後からユーミンの目に光るものが、微かに見えた。頬につたっていくのがはっきり見えた瞬間、じ〜んときた。冬の名物が終わると、下界には春がやってくる。我々ファンにとっては、本当は必要ないのだ。ずっとこの空間にいたいと思ったのは、オーディエンス皆同じだと思った。本当に・・・
      続いて『Many is the time』がはじまる。Aパターンの2曲が、ダブルアンコールとなったのだ。
      曲終了後ユーミンは、「どうもありがとうございました。と。最後に、ユーミン・メンバー・コーラスと横一列になって一礼。そして何人かのメンバーと握手するのだが、まず小野かほりと抱き合い松岡奈穂美、須藤美恵子、田中章弘最後に今井マサキと抱き合い、ユーミンは涙涙涙であった。下手に下がるまでマイク無しで「また来年!」と3回云い続けて退場していった。

トリプルコール
  • 最終日はこれで終わるわけがない。

    • オーディエンスの凄い声援と拍手は、場内アナウンスも聞こえないぐらい。手拍子をあわすオーディエンスがあって、それにつられるようにユーミンが出てきてくれた。武部聡志も一緒だ。 「また来年!ありがとうございました。」直後の武部聡志が奏でる優しいイントロ。『雪だより』の始まりだ。本当にこれで終わるの・・・私は、心の中でつぶやいた。
      歌終了後、オーディエンスに向かって武部聡志に向かって拍手するユーミン。「ありがとうございました!」と深々と一礼。マイク無しで「また来年!」と退場していった。

  • この日は異様であった。もう1曲を求める

    • オーディエンスの拍手と声援。しかし場内アナウンスも大きい。どちらも負けじと続けるが、スタッフ2名が“このあとの登場は、一切ありません!”と言い切った。その声に押されて、オーディエンスは退場していった。 33回目の苗場が終了したのだ。

      以上、最終日公演レポとなります。最後までお読みいただき、ありがとうございます。
      管理人本人とご愛読者さまの協力のもと、メモと記憶によるレポです。多少の表現の誇張などがあったり、MCの全てが記録できませんので内容の繋ぎがわかりにくい箇所もありますがご容赦ください。

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